メジャー開幕!選手権史上最高額の優勝賞金は誰の手に!?
今季国内女子メジャー第2戦の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」が、9月10日(木)から13日(日)までの4日間、岐阜県にある岐阜関CC東Cで開催される。国内女子ツアーも終盤に差し掛かる第23戦目、賞金総額は選手権史上最高額の1億4千万円と、今後の賞金女王レースにとっては非常に重要な一戦となる。
昨年は、タイトなフェアウェイと深いラフ、距離があって砲台グリーンという難易度の高い片山津GCを、正確なフェアウェイウッドを操った辛ヒョンジュが、横峯さくら、申智愛(韓国)の猛追を振り切って通算5アンダーで制し、嬉しい公式戦初勝利を飾っている。その後、辛はひざの怪我で最終戦まで戦線を離れるという激しい死闘だった。
今年は昨年から賞金総額が一気に4,000万円アップして、優勝賞金は2,520万円。会場となる岐阜関CCの開場45周年を記念する事業の一環として開催され、コース、そして地元ファンの期待も高い。
それに応えるように、参加するプレーヤーもこの試合に照準を合わせてきている。先週の「ゴルフ5レディス」で早くも今季5勝目を達成し、今季の獲得賞金1億円を突破した諸見里しのぶを筆頭に、夏のオープンウィーク中に練習ラウンドを済ませるなど、気合十分で今大会に臨む横峯さくら、賞金女王レースを盛り上げる全美貞、有村智恵、三塚優子のほか、今季初優勝が期待される古閑美保、ディフェンディングチャンピオンの辛ヒョンジュなど精鋭が顔を揃える。
さらに米ツアーからは、上田桃子と大山志保も参戦する。上田は直前の米女子ツアーで2位タイに入るなど調子を上げてきており、久しぶりの日本ツアーで悲願の初メジャータイトル獲得を目指すこととなる。
【主な出場予定選手】
辛ヒョンジュ、諸見里しのぶ、横峯さくら、全美貞、有村智恵、三塚優子、李知姫、古閑美保、斉藤裕子、イム・ウナ、馬場ゆかり、上田桃子、大山志保