服部道子、一人アンダーで今季2勝目
1997/09/28 18:00
晴れた日曜日。しかし風が強かった。好スコアはほとんど出ず、選手たちはのきなみ苦労しながらのラウンドとなった。服部道子も出だしこそバーディとしたものの3番でシャンク絡みのダボ。続く4番でもボギー。10番13番でもボギー。
「おかしいなと思いながら14番まできてしまいました。でも15番でテークバックをゆっくりと心がけたらまたショットが良くなり、リズムも出てきました」と服部。リズムを取り戻してからは2バーディ、1ボキー。けっして調子が万全というわけではなかったが、ここに付け入ってくる選手がいなかった。
「デビュー戦での優勝は、ほんとうに嬉しいです。欲張りだから、優勝するともう一つ、という気になります。そういう気持ちになれたことが嬉しいですね」
これで今季2勝。通算すると7勝目。こうなれば早めに3勝目をあげたいと言う。ちなみに優勝賞金は短縮のあおりで675万円と減額。
西田智恵子は今季3回目の2位。「くやしいです。また頑張ります」 26歳の小久保由美にとって2位は自己最高順位。「18番のボードを見て、初めて優勝争いをしていることに気がつきました。惜しかったです」 なにしろ73でホールアウトだから、そんなに浮上しているとは知らなかった。こういのって、なんだかキツネにつままれているような感じなんでしょうね。