有村が3打差をつけ、今季2勝目に王手!
静岡県にある東名CCで開催されている、国内女子ツアー第17戦「スタンレーレディスゴルフトーナメント」の2日目。朝のうちはパラついていた雨も最終組がスタートする頃には止み、風も穏やかな好コンディションに恵まれた。
単独首位に立ったのは、2位タイからスタートした有村智恵。昨日は「ショットの感触が悪かった」と、ホールアウト後に打ち込みを敢行。「今日はショットがすごく良かった。イメージも結果も良かったし、気持ち良くプレーできました」と、バーディを量産した。2番で3メートル、3番で5メートルを沈め序盤からスコアを伸ばすと、5番、9番とピン横1メートルにつけるスーパーショットを連発。この日6バーディ、1ボギー、連日の「67」をマークし、今季2勝目に王手をかけた。
通算7アンダーの単独2位には、8バーディ、1ボギー、この日のベストスコアとなる「65」を叩き出した斉藤裕子。出だしから4連続バーディ、さらに後半も3連続バーディを奪うなど大爆発。有村と同様、2週後に「全英リコー女子オープン」に挑むベテランが、「最近はスコアが出ず優勝争いをしていなかったので、今日の7アンダーは自信になりました」と、手ごたえを掴むラウンドとなった。
通算6アンダーの単独3位に、韓国のイ・ジウ。通算5アンダーの4位タイに、2週連続優勝がかかる全美貞(韓国)と佐藤のぞみが続いている。38位タイからスタートした横峯さくらは、6バーディ、1ボギーの「67」をマーク。「まだパットが100パーセントの自信で打てていないので、明日に向けて調整します」と、足早に練習場に向かった。単独首位からスタートした茂木宏美は「77」を叩き、通算1アンダーの26位タイに後退。アマチュア勢では、藤本麻子が通算1アンダーの26位タイ、森美穂が通算1オーバーの44位タイで予選突破を果たしている。