P.ハーストが抜け出して6アンダー首位!
1998/07/25 18:00
スコアが伸び悩んで初日の混戦模様からスルリと抜け出したのはパット・ハースト。前半はおとなしいラウンドだったが、インに入ってからは4連続バーディをふくむ4アンダー。2位に3打差をつけて単独首位の座に立った。
「後半はウェッジでセカンドを打つようなイージーホールがたくさんあったので、バーディを多く取ることができた」というハースト。10番、13番、14番ではティショットに3Wを使ったし、11番は5Wで打った。「ドライバーを使わないで自分の得意な距離を残すようにプレーした。距離のマネージメントがうまくできたと思う」
ハーストの母キヨコさんは日本で生まれ育った。「日本は第二の故郷です。祖先がいる日本でプレーするのが楽しみでした」
もともとバーディをガンガン取っていくタイプの選手だ。現在LPGAのバーディ奪取ランキングも2位。「バーディが続くとカップが大きくなっていくような気がします」
中野晶は風邪に苦しんだ。「体調は悪かったけど、体のキレはよかった。逆に体に力が入らなくてよかったのかもしれませんね」
メジャーチャンプのハーストと対決するには「本当はもう2~3打、詰めておきたかった。でも明日、前半の4~5ホールでなんとかスコアを縮められればチャンスが来ると思います」
野呂奈津子は不本意なラウンド。「昨日は雨でもグリーンが速かった。今日はもっと速くなるかと思ったらほとんどショートしてしまった」 おまけに午後はその分強く打つようにして、今度はオーバーの連続。なかなかうまくいかない。