古閑、横峯、有村! 最終組はツアー屈指の顔ぶれ
2009/06/20 17:15
茨城県の美浦GCで行われている、国内女子ツアー第14戦「ニチレイPGMレディス」の2日目。最終組の3選手が伸び悩む中、スコアを伸ばし単独首位に浮上したのは、3年ぶりに今大会の優勝を狙う横峯さくらだった。
3アンダー5位タイからスタートした横峯は、前半に3バーディを奪うと、11番からは3連続バーディを奪い一気に9アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、「終盤は嫌なホールが多い」と本人も言う通り、バーディチャンスにつけるどころか、17番でボギーを叩き8アンダーに後退。それでも2位に2打差をつけて最終日を迎えることになった。
通算6アンダーの単独2位は、この日1ストローク伸ばした有村智恵。前半は2バーディと着実にスコアを伸ばした有村だが、初日同様後半に勢いを失い、15番パー3で3パットでのボギーを叩いてしまった。最終18番パー5も2オンに成功しながらも3パットのパーでホールアウトした。
通算5アンダーの3位タイには、森田理香子、古閑美保、全美貞(韓国)の3人。さらに1打差の通算4アンダー6位タイには、李知姫(韓国)、永井奈都、叶莉英(中国)の3人が並んでいる。その結果、明日の最終日は、横峯、有村、そして古閑が加わり、女子ツアー界で現在最も人気を集める3人が揃ってラウンドすることになった。
最終日の天候は雨が予想されるが、この最終組には多くのギャラリーが集中しそうだ。その間隙をぬって全、李など実力ある選手が逆転のチャンスを虎視眈々と狙っている。