今季3度目の最終組、若林舞衣子が首位浮上!
2009/06/13 17:25
兵庫県にある六甲国際CCで行われている国内女子ツアー第13戦「サントリーレディスオープン」の3日目、この日も晴天に恵まれて会場には8,723人のギャラリーが訪れた。若手選手が上位を賑わす展開の中、この日ノーボギーの「67」で通算9アンダーとした若林舞衣子が単独首位に立っている。
通算4アンダーの6位タイからスタートした若林は、1番パー5で残り80ヤードをPSで2mにつけてバーディ発進。続く2番もバーディとすると、その後は4番、12番、14番と残りすべてのパー5でバーディを奪う。得意な距離という80ヤード前後を残してピンに絡める作戦が成功し、「パー5でしっかり獲れたのが良かった」と笑顔を見せた。
若林はここ4試合で3回目の最終日最終組。「一回目は自分で崩れ、2回目は伸ばせなかったので、明日はビックスコアを出せるように頑張ります」と、3度目の正直で最終日に挑む。
その若林に1打差で続くのは、この日3バーディノーボギーの「69」、ここ六甲国際CCをホームコースとする諸見里しのぶ。現在、賞金ランキング4位の諸見里は、今週の結果如何に関わらず全英女子の出場切符が確定している。「行けるって決まって元気が出てきた」と、モチベーションも上がり元気溌剌なプレーだ。
さらに1打差の通算7アンダーで続く有村智恵までが最終組。通算6アンダーの4位タイには、森田理香子、北田瑠衣、茂木宏美、叶莉英(中国)の4選手がつけている。宮里藍はこの日「70」で回って通算1アンダー、29位タイへと浮上している。