5勝目に王手! 天沼知恵子が首位に立った
2001/10/20 18:00
国内女子ツアー「樋口久子・紀文クラシック」の2日目。初日首位で並んだ山口裕子と川波由利が揃って74とスコアを崩し、順位が大きく入れ替わった。
首位に立ったのは今シーズン初優勝からすでに4勝を上げている天沼知恵子。2アンダーの3位からスタートした天沼は、5バーディ、2ボギーで3ストローク伸ばし5アンダーとした。
「14番から18番までは、もうアップアップでした。やはり、ショットがいつもより自信がない分、その辺から不安材料が体に来てあわてたんじゃないかな、と思います。4勝目までは、自信を持てる何かがありました。今回はまた違っているんです。チャンスでもあるし、結果が出てくれたら、と思っています」
2位には平尾名芳子と島袋美幸が1打差につけている。1999年の再春館レディースで、所属コースでのツアー初優勝を果たした平尾だが、その後は優勝から遠ざかっている。天沼、不動裕理と同期の中では一番早く1勝を上げている。
今年の日本女子オープンを制した島袋は「パターが全体的に調子良かったですね。ショットはいまイチなんですけど。アプローチ、パターが良かった。女子オープンの時はもっと良かったですね。明日は狙ってとれる自分じゃないし、同じメンバーだから、今日よりは1つでも伸ばしていけるよう頑張ります」
この第2ラウンドで最終組の1つ前にラウンドした3人が、そのまま最終日最終組の組み合わせとなった。
また、この試合がツアーデビュー戦となった片山晋呉の妹、片山真里は、初日48位と、まずまずの位置につけていたが、78とスコアを崩し予選通過はできなかった。