不動裕理、城戸富貴が首位タイ。大場美智恵が2打差で追う。
2001/05/19 18:00
国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の2日目。初日トップで並んだ4人のうち、スコアを伸ばしたのは城戸富貴のみ。高村亜紀、松原衣江はスコアを1つ落とし3アンダーの4位タイへ。田中裕子は22位タイへ後退した。
3バーディ、1ボギーのラウンドとなった城戸富貴は「今日は昨日よりドライバーがメチャクチャで我慢のゴルフでした。ラフやバンカーから寄せてワンパットが多かった」この日7つのホールを1パットで切り抜けた。最終日はベテランらしい粘り強いゴルフで優勝争いに絡んできそうだ。
城戸に並んで首位に上がったのが、昨年度賞金女王の不動裕理。この日奪ったバーディは4つ、その全てが3メートルほどのミドルパット。「パッティングは長くなると入らなかったです。3メートルのパッティングはそんなに得意じゃないんですけど、3番ホールのバーディで気分良く行けたんじゃないかな」開幕戦以来の今シーズン2勝目に向けて最終日をトップで迎える。
トップの2人に2打遅れて4アンダーで最終日を迎える大場美智恵は「ティショットが1回も芯をくわない、アイアンでどうにかして・・・ミスしてもミドルアイアンぐらいで打てるし、ラフに入ってもフライヤーになっちゃうんで手前から転がしてスコアを伸ばすことができた」自信のない状態だという大場だが、あまり気負っていないときの方がスコアを伸ばせるときもある。
この日のベストスコアの65を出したのは、昨年賞金ランク2位の中野晶。初日87位から80人ごぼう抜きで6位タイまで浮上した。トップと4打差は、今日の勢いがあれば逆転も十分可能な位置だ。