大山志保がぶっちぎりで復活優勝! 森田理香子が初の賞金女王に
1打差の3位から出た地元・宮崎出身の大山志保が、この日ベストスコアの「66」をマークして通算9アンダーに伸ばし、2011年「マスターズGCレディース」以来2シーズンぶりとなるうれしい復活優勝で、2013年の国内女子ツアーを締めくくった。難コースを1イーグル6バーディ2ボギーと異次元のプレーで攻略。2位に4打差をつけるぶっちぎりで2005年以来2度目の大会制覇を果たした。
約281万円差の賞金女王争いは、賞金ランク2位の横峯さくらがこの日「70」とスコアを伸ばして通算3オーバーの7位タイに入った一方、賞金トップの森田理香子が「73」と苦戦して、横峯より下の通算4オーバーの12位でフィニッシュ。この結果、森田の年間獲得賞金は1億2667万5049円、横峯は1億2537万1638円となり、約130万円差で森田が逃げ切って賞金女王を獲得した。
日本人選手が女王となるのは2009年の横峯以来4年ぶり。森田は23歳327日で、やはり09年の横峯を上回り、歴代4番目の若さでの戴冠となった。
なお、今大会の2位には通算5アンダーのテレサ・ルー(台湾)、さらに1打差でアン・ソンジュ(韓国)が3位に入り、大会連覇を狙ったイ・ボミ(韓国)は通算1アンダーの4位止まり。日本ツアーの来季出場権を狙った申智愛(韓国)は通算1オーバーで5位タイに入り、賞金シード圏内(賞金ランク上位50人)に滑り込んだ。
<歴代賞金女王の年少達成記録>
1位/上田桃子/21歳156日(2007)
2位/アン・ソンジュ/23歳82日(2010)
3位/福嶋晃子/23歳148日(1996)
4位/森田理香子/23歳327日(2013)
5位/横峯さくら/23歳351日(2009)
6位/平瀬真由美/24歳22日(1993)
不動裕理/24歳22日(2000)