女子メジャーが雷で中止…変則プレーオフでイ・ボミが優勝
2013/09/15 14:43
北海道恵庭市にある恵庭CCで開催されている「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」の最終日は、雷雲の影響で7時20分スタートの第1組がティオフする前に競技中断。雨も降り続き、3日目を終えた時点で54ホールを消化して競技成立していたため、そのまま11時に最終ラウンドの中止が決定した。
選手が待機していた会場のクラブハウスは、近くに雷が落ちた影響で9時半ごろから正午近くまで停電するほどの悪コンディションだった。
優勝は、3日目終了時点で首位タイに並んでいた比嘉真美子とイ・ボミ(韓国)2人のプレーオフ決着に。雷雲の通り過ぎた午後、16番(パー3)→15番(パー4)の繰り返しで計3ホールのストロークプレーで争い、ともにパーを続けてサドンデスとなった6ホール目の15番で、比嘉がティショットを左の池に入れてダブルボギー。2オン2パットのパーであがったイ・ボミが今季初優勝、メジャー2勝目を挙げた。
なお、ランキングへの賞金加算は75%となり、優勝のイ・ボミは1890万円、2位の比嘉は924万円を加えた。
◆過去のメジャー大会の短縮
2012年 ワールドレディスサロンパスカップ 茨城GC 初日中止(降雨)
1991年 日本女子プロ選手権大会 朝日国際東條CC 3日目中止(台風)