2008年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント

原江里菜、2位に6打差をつけ初優勝へ挑む

2008/08/16 18:43
自己ベスト更新で単独首位!大きなアドバンテージをもって初勝利に挑む原江里菜

長野県にある軽井沢72ゴルフ北コースで開催されている国内女子ツアー第22戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の2日目、昨日に引き続き朝から晴天に恵まれたが、ほとんどの組がホールアウトした14時38分に突然激しい雨が降り出し、試合は一時中断。再び太陽が顔をのぞかせた40分後の15時18分に、試合は再開され、無事全選手がホールアウトした。

この日スコアを伸ばしたのは、首位タイからスタートした原江里菜。前半4つのバーディを奪うと、後半に入ってもその勢いは衰えず、10番、11番、さらに上がりの16番で9m、17番で8m、18番で3mを沈めて上がり3連続バーディ。後半も5つスコアを伸ばして、結局9バーディノーボギーの「63」。自己ベストを更新し通算14アンダーとし、2位の古閑美保に6打差をつけて単独首位に立った。

「良いスコアを出さないと、明日良い位置で回れないと思ったので(ビッグスコアを)狙いましたが、ここまで出たのは予想外でした」という原。同組の古閑が、「私の方が原より内側につけているけど、先に先に入れられるとひるみますね」と言うように、この日はパッティングが冴え渡った。原は、ツアー初優勝へ向け、今季2度目の単独首位で最終日を迎える。

通算8アンダーの単独2位で続くのは、古閑美保。4番でバンカーに入れた球が目玉となってアンプレヤブル。このホールをダボとしたが、そこから5バーディを奪って盛り返した。さらに1打差の3位には、飯島茜がつけている。

4番の第2打。アドレスを取ることも出来ないし、これをアンプレヤブルとした古閑美保
「フィーリングは完璧じゃないけど、戦える状態になってきた」という飯島茜
「昨日よりボギーが多かったけど、全体的には悪くない」という北田瑠衣
アマチュアながら、堂々の4位タイにつける竹村真琴

2008年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント