茂木宏美が、地元で歓喜の今季初勝利!
2008/07/06 19:18
群馬県にある小幡郷ゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアー第17戦「ベルーナレディース」の最終日。連日の晴天に恵まれ、気温は3日間連続で30度を超える真夏日となった。
首位タイからスタートした地元・群馬県出身の茂木宏美と、イ・ジウ(韓国)は伸び悩み、共に前半を終えてイーブンパー。その隙に猛追を見せたのが、4打差の4位タイからスタートした福島晃子だ。福嶋は1ストローク伸ばして前半を終えると、後半に入り勢いを加速。最終18番ではバーディフィニッシュを決めるなど、後半を4バーディ、ノーボギーとし、通算12アンダーでホールアウト。土壇場で首位に追いつき、最終組の結果を待った。
イ・ジウは17番のボギーで優勝争いから脱落し、茂木は通算12アンダーの首位タイで最終18番へ。大勢のギャラリーが見守る中、PWで放った残り115ヤードの第2打は3メートルにナイスオン。このウィニングパットを沈め、大歓声が18番グリーンに鳴り響いた。「地元ということで、この3日間すごくこだわりを持ってプレーしました。優勝できて、すごく良かったです!」と、駆けつけた家族や友人たちの前で、嬉しい今季初勝利を飾った。
通算12アンダーの単独2位に終わった福嶋は、「茂木さんの18番セカンドを見ていて、バーディを獲るようなオーラが出ていました。プレーオフは無いな、と思っていましたね」と、笑顔でコメント。「もっと練習をして調子を上げて、また来週頑張ります」と会場を後にした。
通算10アンダーの3位タイには、共に韓国出身の李知姫とイ・ジウ。通算8アンダーの5位タイには、古閑美保、有村智恵、山口裕子の3人が並んだ。横峯さくらは、1バーディ、1ボギーと伸ばせず、アマチュアの金田久美子と並び通算4アンダーの16位タイに終わった。