2008年 プロミスレディスゴルフトーナメント

先週圧勝した三塚優子が単独首位に! 藤田幸希は大乱調

2008/06/27 17:59
先週演じた圧勝劇の勢いそのままに、単独首位発進とした三塚優子

国内女子ツアー第16戦「プロミスレディスゴルフトーナメント」が、兵庫県にあるマダムJGCで開幕した。スタート時には空を覆っていた雲も徐々に晴れ、日中は強い日差しが照りつけるゴルフ日和となった。

この日は風も穏やかで、各プレーヤーはバーディを量産。その中で7バーディ、ノーボギー、7アンダーで単独首位に立ったのは、先週の「ニチレイPGMレディス」で10打差をつける圧勝を飾った三塚優子だ。これで先週から引き続き39ホール連続ノーボギーと、抜群の安定感と爆発力を披露。「ノーボギーが自分の目標なので嬉しい。去年(この大会で)予選落ちをした時より、フェアウェイが広く見えます」と、絶好調ぶりは今週も続いている。

6アンダーの2位タイには、自己のベストスコアを1ストローク更新する「66」をマークした和田委世子と、オーストラリア出身のタミー・ダーディン。5アンダーの単独4位に、「今日はパットが良く入ってくれて、スコアにつながりました」という有村智恵が食い込んだ。

また、10年ぶりに2試合連続予選落ちを喫し、先週は欠場して調整に当てた不動裕理は、日下部智子と並び4アンダーの5位タイと上々の立ち上がり。一方、ツアー制度施行後では日本人初となる同一大会3連覇がかかる藤田幸希は、1バーディ、2ボギー、2ダブルボギー、1トリプルボギーと大乱調。8オーバーの103位と大きく出遅れ、「力不足です。何かをつかんで帰りたい」と、肩落としていた。

自身のベストスコアを更新する「66」をマーク! 2位タイ発進とした和田委世子
4位タイ発進とした有村智恵。好調なパットを武器にさらなる上位を狙う!
最終18番のダブルボギーが悔やまれるが、首位と3打差の5位タイとした日下部智子
大会3連覇を狙う藤田幸希は大乱調。8オーバーの103位と大きく出遅れた

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