2007年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

初優勝へ向け、三塚優子が1日遅れのバースディチャージ!

2007/09/22 18:06
最終ホールでバーディを奪い通算7アンダーの単独首位に立った三塚優子

国内女子ツアー第27戦「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」2日目が、宮城県の利府ゴルフ倶楽部で行われた。初日に続いて2日目も気温は上がり、日中は30度を超す猛烈な暑さ。それでも、会場には4,840人のギャラリーが詰めかけ、選手たちに熱い声援を送った。

一日遅れの誕生祝い。前日、23歳の誕生日を迎えた三塚優子が、この日6バーディノーボギーの「66」を叩き出し、通算7アンダーの単独首位に浮上した。「昨日はステーキを食べました」と笑う三塚は、ツアーでも上位を争う飛ばし屋。この日はパッティングもかみ合って、5番では10m、8番では12mのロングパットを沈め、ツアーでは初めての首位に立った。明日はこれも初めての最終日最終組。「チャンスを生かすも殺すも自分次第。目の前の1打1打を大切にやっていきたいです」と、ツアー初優勝へ向け、気を引き締めた。

1打差の2位に続いたのは、この日2つスコアを伸ばし通算6アンダーとした上田桃子。6番のティショットを打ち終えたときに突然右足の甲に痛みが走ったという上田は、続く7番でカラーから4パットしてダブルボギーとしてしまう。続く8番でも1m弱のパットを外してボギーとしたが、ハーフ折り返しの練習グリーンで、キャディに「目で先にカップを見ている」と指摘され、すぐに修正。後半はパットが復調し、4バーディを奪うナイスカムバックを見せた。

5アンダーの3位タイには、日下部智子横峯さくらの2人が続く。現在、賞金ランキング74位の日下部は、「(シード獲得に向け)これがチャンスだと思うので、明日は緊張すると思うけど精一杯頑張ります」と気合を見せた。賞金女王争いとともにシード争いも過熱するツアー終盤戦。最後に笑うのは誰になるのか、最終日も目が離せない。

同じく初優勝を目指す日下部智子。シード獲得に向け、少しでも上位に行きたい!
惜しくも予選落ちしてしまった森桜子の応援に来ていた古田幸希君
10番でティショットをバンカーに入れた上田。このホールは8mのパーバットを沈め「今日のキーホールでした」。
イジョンウンのキャディをするのは、佐伯三貴の実弟・幸憲君。お姉さんのキャディは断られたと残念そう・・。

2007年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント