2007年 We Love KOBEサントリーレディスオープンゴルフトーナメント

中国の張娜が独走態勢に! ツアー初優勝に王手をかける

2007/06/09 00:00
パターも好調の張娜(チャンナ)。13番、6mのバーディパットを沈めて余裕の笑顔

兵庫県にある六甲国際GCで行われている、国内女子ツアー第12戦「We Love KOBE サントリーレディスオープン2007」の3日目。上位陣のスコアが伸び悩む中、中国出身の張娜チャンナ)が通算11アンダーとスコアを伸ばし、後続に8打差をつける独走態勢に入った。

この日は朝から不安定な空模様。10時からは雷雲が近づき、約1時間以上に渡る中断となった。それでも、首位と2打差の単独首位からスタートした張娜のプレーは乱れない。前半で2つ、後半に入っても1つスコアを伸ばす堅実なプレーを見せ、通算11アンダーフィニッシュ。張娜は昨年の最終予選会で10番目にランクされ、今季のツアー出場権を手にした。今季8試合に出場して予選落ちはわずかに1回。少ないチャンスをものにし、ツアーでも安定した実力を発揮している張娜が、参戦9試合目にしてタイトルを手にすることができるのか。

8打差の通算3アンダー2位タイには、不動裕理諸見里しのぶの2人。明日は、この日と同じ最終組を回ることになるが、2人の実力を持ってしても8打差は大き過ぎる開き。序盤からスコアを伸ばし、張娜にプレッシャーをかけていきたいところだ。

2アンダーの4位タイには、「69」をマークして18位タイから浮上した大山志保西塚美希世が続いている。また、上田桃子は通算イーブンパー。6番パー3でホールインワンを達成した上原彩子と並び、11位タイとしている。

「今日はエネルギー切れでした」。疲れたのか、グリーン上で頭を抱える諸見里しのぶ
疲れが溜まっているのか。ティショットがぶれ、この日は6割ぐらいで振っていたという上田桃子
「最後、パーであがれれば100点でした」という大山志保。3つスコアを伸ばして、4位タイに浮上した
雷雨中断まで7ホールで5バーディ。結局この日ベストの「66」でホールアウトした川原由維

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