藍チャージ炸裂！3打差をつけて鮮やかな逃げ切り勝ち

香川県にあるエリエールGCで行われている、国内女子ツアー第30戦「大王製紙エリエールレディスオープン」の最終日。逆転賞金女王を狙う宮里藍は、2位以下に2打差をつけてスタートした。

出だしの1、3番でバーディを奪いこの日も順調な立ち上がりを見せた。11番を終えた時点でこの日4つスコアを伸ばし、2位以下に5打差をつけて大量リードを奪う。その後14番で1つスコアを落とすも通算14アンダーで鮮やかな逃げ切り勝ちを収めた。

この勝利で賞金1,440万円を加算した宮里。女王不動裕理との賞金女王争いは最終戦までもつれ込むことになる。

また、通算11アンダーの2位には、北田瑠衣と天沼知恵子。北田は前半スコアを伸ばせず我慢のゴルフを強いられる。後半に入り14番でイーグル、16番でバーディを奪いようやくスコアを伸ばすも時既に遅し。また天沼は、7バーディ1ボギーのすばらしいゴルフで2位に食い込んだ。

そして通算10アンダーの4位には、最終組から7組前でラウンドした大場美智恵が入っている。天沼と同じく7バーディ1ボギーの内容で、この日のベストスコア「66」をマークした。

そのほか期待の新人の横峯さくらは、この日4つスコアを伸ばして通算6アンダーの14位タイでフィニッシュ。アマチュアの諸見里しのぶは、スコアを伸ばせず通算4アンダーの22位タイで競技を終えている。