大山志保が猛チャージ!逆転で今季初優勝
2005/09/18 18:00
三重県の涼仙ゴルフ倶楽部で行われている、国内女子ツアー第23戦「マンシングウェアレディース東海クラシック」の最終日。2位タイからスタートした大山志保が2003年「ベルーナレディースカップゴルフトーナメント」以来のツアー通算2勝目、今季初優勝を飾った。
この日の大山は、終始攻めのゴルフを展開した。3番からの連続バーディでリズムに乗ると、さらに8番、9番と連続バーディを奪取。先行するトップの肥後かおりを捕らえて一歩抜け出すと、後半に入り、12番、13番とバーディを重ね後続を引き離した。終わって見れば、2位以下に3打差をつけ、通算10アンダーで逃げ切った。大山は、優勝インタビューで「昨日終わった時点で65か66を出さないと勝てないと思っていて、その通り66を出して優勝できたので嬉しいです」と、満面の笑みで語った。
3打差トップでスタートした肥後は、前半バーディが決まらず、我慢のゴルフが続いた。そして逆に1打差をつけられた後半、勝負どころの11番、13番をボギーにしてしまい優勝争いから脱落。通算7アンダー単独2位に終わった。
3週連続優勝が期待された不動裕理は、前半からボギーが先行し、通算1アンダー16位タイでホールアウト。2位タイからスタートした期待の若手、古閑美保は、出だし1番のダブルボギーが響き、通算3アンダー8位タイで競技を終えている。