森田、最終ホールで悲劇!宮里美香が単独首位
2010/11/26 14:43
宮崎県にある宮崎カントリークラブで開催されている2010年国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の2日目、日中は陽も出た宮崎だったが、初日とは違い冷たい風が吹きつける難しいコンディションとなり、各選手スコアメイクに苦しんだ。
最終18番、その前のホールでバーディを奪い単独首位に立った森田理香子に悪夢が待っていた。ティショットを右の林に曲げ、第2打はフェアウェイに戻すだけ。3打目でピン下5mにつけたまでは良かったが、ファーストパットを80cmオーバーすると、デリケートな下りのパットを「ちょっと強過ぎた」と3mオーバーさせてしまう。返しも外して3オン4パットのトリプルボギー。一気に3つスコアを落として通算1アンダーの2位タイへと後退した。
出場29選手中、この日アンダーパーでラウンドしたのは宮里美香と横峯さくらの2人だけ。単独首位に立ったのは、「71」で回って通算3アンダーとした宮里。「今日のコンディションだと我慢勝負になると思ったけど、良く耐えたと思う。アンダーで回れたのは大きい」と今季メジャー2勝目へ前進し、充実の表情を見せた。
通算1アンダーの2位タイに、森田と横峯がつけている。通算イーブンパーの4位タイには、アン・ソンジュと朴仁妃の二人が続いている。