宮里美香が圧勝でメジャーを制す! 涙のツアー初勝利!
2010/10/03 16:02
茨城県にある大利根CC東コースで開催されている、国内女子ツアーのメジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の最終日。連日の晴天に恵まれ、10,366人の大ギャラリーが日本最高峰のタイトル争いを見守った。
優勝を飾ったのは、2位に4打差をつけて単独首位からスタートした宮里美香。「自分でもビックリするくらい緊張していなかった」という美香は、リーダーズボードを見ることもなく「ひたすら1打に集中していた」とバーディを重ねていく。前半を2バーディで折り返すと、一時は後続に3打差に詰められたものの、13番から3連続バーディで突き放す。
「ショットが良かったので、攻めて行こうという気持ちだけでやった」とのスタイルを最後まで崩す事なく、この日5バーディ、1ボギー。2位に6打差をつける通算12アンダーで、嬉しいツアー初勝利を飾った。18番グリーンサイドでは、宮里藍らが待ち構えて祝福。涙を流しながら喜びに浸っていた。
通算6アンダーの単独2位には、3ストローク伸ばした佐伯三貴。通算5アンダーの単独3位に韓国のアン・ソンジュ、通算4アンダーの単独4位に有村智恵が入った。横峯さくらは通算1アンダーの7位タイ。宮里藍は2ストローク落とし、通算イーブンパーの単独9位で終えている。なお、ローアマチュアのタイトルは19位タイのダニエル・カン(アメリカ)が手に。堀奈津佳とのプレーオフを1ホール目で制しての獲得となった。