宮里美香が首位をキープ、4打差リードで最終日へ!
2010/10/02 16:17
茨城県の大利根CC東コースで開催されている、国内女子ツアーのメジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の3日目。各選手ともに耐えるプレーを強いられ、全体的にロースコアの流れに。9,552人のギャラリーが見守る中、緊迫した戦いが展開された。
2位に5打差の独走状態で、単独首位からスタートした宮里美香は、前半は7番パー5でチップインバーディを決めるなどスコアを伸ばす。だが、リードを7打差に広げて迎えた後半。「ちょっとしたタイミング」の狂いでショットが乱れ、14番に続き16番から3連続ボギーフィニッシュ。それでもこれまでの貯金が活き、2位に4打差。通算8アンダーの単独首位で最終日を迎える。奇しくも、昨年大会と同じ順位、そしてストローク差。昨年は逆転負けを喫した悔しさを、晴らすことができるか。
通算4アンダー、単独2位で追うのは上原彩子。最終18番ではラフからチップインバーディを決め、最終日・最終組に飛び込んだ。通算3アンダーの単独3位には佐伯三貴、通算2アンダーの単独4位に宮里藍が続いている。
横峯さくらは、チェ・ナヨン(韓国)、有村智恵らと並び通算1アンダーの5位タイ。アマチュアの堀奈津佳は1ストローク落とすにとどめ、通算イーブンパーの10位タイと健闘を続けている。上田桃子は「80」と大きく崩れ、通算8オーバーの31位タイに後退した。