2006年 樋口久子IDC大塚家具レディス

プレーオフの末、福嶋晃子が横峯さくらを破り優勝!宮里藍は4位タイ

2006/10/29 18:00
9アンダーで横峯さくらとのプレーオフを制した福嶋晃子

埼玉県にある武蔵丘ゴルフコースで開催されている、国内女子ツアー第32戦「樋口久子IDC大塚家具レディス」の最終日。ギャラリーの注目は最終組の3人の戦いに集中していた。

逆転優勝が期待された宮里藍は終盤連続ボギーを叩き脱落。優勝の行方は、単独首位からスタートした横峯さくらと、2位タイからスタートした福嶋晃子が通算9アンダーで並び、プレーオフとなった。

プレーオフ1ホール目は18番パー5。共に2オンを狙ったが、先に打った福嶋は2オンに成功。対する横峯はグリーンを外し、福嶋が先にバーディを奪取。横峯がバーディパットを外し、その瞬間に福嶋の優勝が決まった。

単独の3位には、中田美枝が通算6アンダー。また注目の集まった宮里藍は、この日は2つスコアを落としてしまい、通算5アンダーの4位タイで今大会を終えている。

その他、現在賞金ランクトップの大山志保は通算3アンダーの8位タイ。今季プロテストトップ通過を果たしている有村智恵は通算2アンダーの12位タイとしている。

優勝した福嶋晃子(左)の右側にはベストアマチュアを獲得した横山恭子。そして、横峯さくらと宮里藍が並んだ
前半3ストローク伸ばした福嶋晃子。後半も気負うことなくリズム良くプレーを続け今季2勝目を掴んだ
後半はショットが右に行くことが多く、再三トラブルショットが要求された宮里藍
この日のラウンド中はあまり会話もせず、自分のプレーに集中した宮里藍と横峯さくらの2人だが・・・

2006年 樋口久子IDC大塚家具レディス