2008年 日本オープンゴルフ選手権競技

片山晋呉が首位タイ!石川遼も快進撃!!

2008/10/16 20:16
バンカーに入れても堅実にパーセーブを繰り返す片山晋呉

国内男子ツアーのメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権」が、福岡県にある古賀ゴルフ・クラブで開幕した。古賀での開催は1997年以来11年ぶりとなる。快晴に恵まれた初日は夏のような日差しで気温も25度まで上昇。そして日本一を決する大会を見ようと4,014人ものギャラリーが会場に詰め掛けた。

ギャラリーのお目当ては66歳の青木功と17歳の石川遼の組。順調にスコア伸ばす石川を笑顔で見つめる青木は、この日8オーバーの「79」。78位タイで初日のラウンドを終えた。そして、ドライバーショットで攻めるゴルフに徹した石川は、1番から1メートルのバーディチャンスを迎えるがここは決まらず。2番パー3でもピン手前1メートルにつけバーディを先行。

その後もショットが冴える石川は12番で5つ目のバーディを奪い5アンダーまで伸ばしリーダーボードの一番上に名前を掲げた。しかし14番でダブルボギー、続く15番はボギー。さらに最終18番でもボギーを叩き、結局1アンダーの単独4位でホールアウトした。

この日首位にたったのは通算25勝の永久シード獲得まであと1勝の片山晋呉ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)の2人。10番からスタートした片山は、10番、11番と連続ボギーを叩いたが、その後5つのバーディを奪い、3アンダーまでスコアを伸ばした。無理な攻めをせず、堅実なゴルフに徹していた。

2アンダーの単独3位は横尾要。4位の石川を挟み、イーブンパーの5位タイには平塚哲二すし石垣、上井邦浩の3人が並んでいる。優勝スコアがオーバーパーではとの予想もされているが、初日はアンダーパーが7人出ている。

早い時間にスタートしたブレンダン・ジョーンズが首位タイ
グリップを少し余らせ、コントロールショットに徹した横尾要
前半の石川遼は神がかり的にショットが正確だった
大舞台でも好調のゴルフを維持する、すし石垣

2008年 日本オープンゴルフ選手権競技