2023年 ACNチャンピオンシップ

伝統の大会が装いを新たに 昨季「日本オープン」の舞台で開催

2023/10/03 12:08
蝉川泰果にとって1年前の「日本オープン」優勝コースが舞台となる

◇国内男子◇ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント 事前情報◇三甲GCジャパンコース (兵庫)◇7295yd(パー72)

昨季まで「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」として行われてきた伝統の大会が、装いを新たに5日(木)から4日間の日程で開催される。第54回の今年から主催が関西テレビ放送と株式会社ACN(本社・大阪市中央区)に変わり、大会名称も変更。賞金総額1億円(優勝賞金2000万円)を争う。

年ごとに別のコースを巡るサーキット方式の大会は今年、兵庫県の三甲GCジャパンコースが選ばれた。昨年10月に「日本オープン」が行われ、蝉川泰果がアマチュアとして95年ぶりのナショナルオープン制覇を成し遂げた舞台だ。

歴代優勝者は引き継がれ、5月の前年大会(茨城・大洗GC)を制した今平周吾にとっては連覇のかかる一戦。賞金ランキングトップ2の金谷拓実中島啓太は不在となり、同3位の蝉川がフィールド最上位として思い出の地に乗り込む。

今平周吾はディフェンディングチャンピオンとして乗り込む

前週5年ぶりの優勝を飾った木下裕太、前年2位でアマチュア(当時)優勝に迫った鈴木晃祐、ACN契約の堀川未来夢市原弘大らがエントリー。前週の「アジア大会」(中国・杭州)に出場したアマチュアの杉浦悠太出利葉太一郎(ともに日大4年)も主催者推薦枠で出場する。

エントリーしていた石川遼は体調不良、前年2位の岩田寛は右足首痛のため開幕前に欠場を表明した。

<主な出場予定選手>
今平周吾池田勇太市原弘大岩崎亜久竜河本力木下裕太鈴木晃祐蝉川泰果ソン・ヨンハン谷口徹時松隆光長野泰雅永野竜太郎平田憲聖堀川未来夢宮里優作杉浦悠太(アマ)、山下勝将(アマ)

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