平田憲聖が2打差首位 石川遼はトリプルボギーから後退8位
◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 2日目(28日)◇恵庭CC(北海道)◇7441yd(パー72)◇晴れ(観衆831人)
4アンダーの首位タイから出た平田憲聖が1イーグル4バーディ、3ボギーの「69」をマークし、通算7アンダーの単独トップに抜け出した。
前半の2番(パー5)、219ydの2打目を4Iで3mにつけてイーグルを奪う好調な滑り出し。4、6番をボギーとしてイーブンパー「36」で折り返すと、後半は13番(パー3)で4mのバーディパットを沈め、15番では6mを決めてスコアを伸ばした。
首位タイで並んで迎えた17番(パー5)からの連続バーディで抜け出した。「4、6番のボギーで流れが悪かったけど、8番の難しいパー3でパーセーブできたのが大きかった」と振り返った。
5月の「ミズノオープン」で初優勝。キャリアで初めて出場したメジャー「全英オープン」の翌週にツアー2勝目、国内メジャー制覇のチャンスが訪れたが、「緊張しちゃうので余計なことは考えないようにして頑張りたい」と冷静に言った。
49歳のブラッド・ケネディ(オーストラリア)、ハン・ジュンゴン(韓国)が2打差の2位。小鯛竜也、上井邦浩、トッド・ペク、石坂友宏の4人が4アンダー4位で続いた。
首位スタートの石川遼は前半6番でトリプルボギーをたたくなど「73」。通算3アンダーにスコアを落とし、ジャスティン・デロスサントス(フィリピン)、蝉川泰果と同じ8位に後退した。
賞金ランキング1位の中島啓太は3バーディ、3ボギーの「72」で1アンダーまま19位。「68」で回ったランク2位の金谷拓実らと並んだ。
初日首位にいた池村寛世は4ボギー3ダブルボギーの「82」の大たたきから通算6オーバーで予選落ちした。
<上位成績>
1/-7/平田憲聖
2T/-5/ブラッド・ケネディ、ハン・ジュンゴン
4T/-4/小鯛竜也、上井邦浩、トッド・ペク、石坂友宏
8T/-3/ジャスティン・デロスサントス、石川遼、蝉川泰果
11T/-2/稲森佑貴、木下稜介、塚田陽亮、ソン・ヨンハンほか