2022年 SMBCシンガポールオープン

ケーオカンジャナが優勝 桂川有人が2位で全英切符

2022/01/23 15:51
全英切符を獲得した(左から)桂川有人、優勝したサドム・ケーオカンジャナ、キム・シバン、キム・ジュヒョン(Suhaimi Abdullah/R&A/R&A via Getty Images)

◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 最終日(23日)◇セントーサGC(シンガポール)◇7411yd(パー71)

首位で出た23歳のサドム・ケーオカンジャナ(タイ)がスコアを落とすことなく2バーディ「69」で回り、通算13アンダーで逃げ切り優勝を遂げた。アジアンツアーでは2019年「バングラデシュカップゴルフオープン」以来の2勝目。日本ツアー初制覇。

4打差4位から逆転を狙った23歳の桂川有人は3バーディ「68」でホールアウトし、キム・ジュヒョン(韓国)と並んで通算10アンダー2位に入った。ケーオカンジャナとともに首位から出たキム・シバン(米国)は通算9アンダー4位だった。

今大会の上位4人(有資格者を除く)には7月の海外メジャー「全英オープン」(スコットランド・セントアンドリュース オールドコース)の出場権が付与された。

ほかの日本勢は30位から出た小林伸太郎が通算5アンダー9位に順位を上げて終えた。竹安俊也岡田絃希が2アンダー23位、中里光之介が1オーバー34位、大西魁斗が2オーバー40位。12位で出た小林正則は3オーバー43位に終わった。

大会は、開幕前にシンガポール政府が特別ビザの発給を停止したことで日本ツアーからの出場選手が大幅に減ったため、日本ツアーの賞金加算対象から外れた。

サドム・ケーオカンジャナが制した(提供:アジアンツアー)
アジアンツアー最終戦を終えて賞金王に輝いたキム・ジュヒョン(提供:アジアンツアー)

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