2021年 日本シリーズJTカップ

決着の最終戦 逃げ切りか逆転か 賞金王のタイトルは誰の手に?

2021/11/30 12:12
連覇を狙うチャン・キム(写真は2020年「ゴルフ日本シリーズJTカップ」)

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

長丁場のシーズンも残り1試合。賞金レース決着の最終戦が12月2日に開幕する。賞金総額は1億3000万円(優勝賞金4000万円)。30人の男たちが競い合う。

前年大会は、2打差を追って最終日を出たチャン・キムが6バーディ、3ボギーの「67」で回り、通算8アンダーで逆転優勝、2度目の日本タイトルを獲得した。賞金ランキング1位で迎えた今大会は連覇&初の賞金タイトルが懸かる。同ランク2位の木下稜介が単独2位以上、同3位の金谷拓実、同4位の星野陸也、同5位の稲森佑貴はいずれも優勝すれば、チャン・キムの順位次第で逆転賞金王の可能性を残している。

前週「カシオワールドオープン」を制した堀川未来夢、2位で終えた宮里優作は賞金ランキングを上げて滑り込み出場を決めた。片岡尚之をはじめ、大岩龍一古川雄大ジュビック・パグンサン(フィリピン)が初出場する。

9月「パナソニック」を制した中島啓太(日体大3年)も初参戦。最終戦にアマチュアが出場するのは石川遼松山英樹以来の史上3人目。前週はウイルス性の胃腸炎になってコンディションが万全ではないなか14位で終えて、今大会を迎える。

「カシオワールドオープン」で予選落ちを喫した木下稜介は逆転なるか

◇日本シリーズ出場選手

<前年大会優勝者>
チャン・キム(3年連続4回目)
<2021年国内ツアー優勝者 ※上位資格者を除く>
金谷拓実(2年連続2回目)
星野陸也(4年連続4回目)
岩田寛(2年連続6回目)
片岡尚之(初)
ジュビック・パグンサン(初)
木下稜介(2年連続2回目)
比嘉一貴(3年連続3回目)
スコット・ビンセント(2年ぶり2回目)
今平周吾(7年連続7回目)
中島啓太(初)
杉山知靖(2年連続2回目)
池村寛世(2年連続2回目)
浅地洋佑(2年ぶり2回目)
谷原秀人(2年連続13回目)
堀川未来夢(4年連続4回目)
ショーン・ノリス(南アフリカ)、キム・ソンヒョン(韓国)は欠場
<2020-21年国内ツアー獲得賞金上位者>
稲森佑貴(2年連続6回目)
香妻陣一朗(2年連続2回目)
大槻智春(3年連続3回目)
池田勇太(13年連続13回目)
石坂友宏(2年連続2回目)
永野竜太郎(5年ぶり3回目)
大岩龍一(初)
時松隆光(6年連続6回目)
トッド・ペク(2年連続2回目)
宮里優作(3年ぶり9回目)
阿久津未来也(2年連続2回目)
上井邦裕(9年ぶり3回目)
片山晋呉(2年連続22回目)
古川雄大(初)

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