2008年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント

石川遼は今季最高位の3位タイ! 優勝はJ.M.シン

2008/07/27 19:18
逆転勝利を飾ったJ.M.シン。長嶋茂雄からカップが授与された

北海道のザ・ノースカントリーGCで開催されている、国内男子ツアー第10戦「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」の最終日。日中は厚い雲に覆われ、気温は20度前後と、涼しさを感じる中でのラウンドとなった。

通算13アンダーで逆転優勝を飾ったのは、今季国内ツアー2戦目となるジーブ・ミルカ・シン(インド)。すし石垣と通算12アンダーで並んで迎えた最終18番パー5、6メートルのバーディパットを沈め、熱戦に終止符を打った。一方、すし石垣は2位に3打差をつけてのスタートだったが、11番まで全てパーでしのぐ苦しい展開に。最終18番もティショットを大きく右に曲げると、プレーオフ進出の望みをかけたアプローチも外れ、通算11アンダーの単独2位どまり。惜しくもツアー初勝利を逃す結果となった。

猛烈な追い上げを見せたのは、通算4アンダーの23位タイからスタートした石川遼。前半を4バーディ、ノーボギーで折り返して上位に浮上すると、バックナインもスコアを落とすことなく最終18番へ。ピンまで残り265ヤードの2打目、3Wで放たれたボールがグリーンを捕らえると、助走をつけて大きくジャンプしながら、ド派手なガッツポーズを見せた。イーグルこそならなかったもののバーディで締め、プロ転向後の成績では最上位となる通算9アンダーの3位タイで終えた。

ほか、3位タイには津曲泰弦貞方章男デビッド・スメイル(ニュージーランド)が並んだ。前年度優勝者の谷口徹は、通算6アンダーの10位タイ。片山晋呉は通算2アンダーの33位タイに終わった。

すし石垣は惜しくもツアー初勝利を逃す結果となった
石川遼は18番パー5で2オンに成功し、過去最大級のガッツポーズを見せた!
最終18番でイーグルパットを外し、シャフトを噛んで悔しがる石川遼
ホールアウト後、大会名誉会長の長嶋茂雄氏と握手を交わす石川遼

2008年 長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント