星野英正が完全優勝に王手! 片山晋呉が3打差で追う
2008/05/31 18:53
兵庫県にある東広野GCで行われている、国内男子ツアー第7戦「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」の3日目。朝から雨が降り続ける悪天候に見舞われたが、風が穏やかだったこと、軟らかくなったグリーンの影響もあり、スコアを伸ばす選手が続出。上位は混戦の様相を呈した。
その状況でも、初日から単独首位を走る星野英正は「久々の優勝争いなのに、焦りがまったくない」と最後まで冷静にプレー。2位タイで迎えた最終18番も3.5メートルのバーディパットを沈め、通算8アンダーの単独首位でホールアウトした。「明日も混戦になるのは間違いないでしょう。相手を見ず、自分のプレーに徹します。トップだけを見て、頭(優勝)を獲りに行きたいですね」と、最終日へ向けて意気込みを語った。
通算7アンダーの2位タイに、「66」をマークして5位タイから浮上したプラヤド・マークセン(タイ)と、3バーディ、ノーボギーでラウンドしたポール・シーハン(オーストラリア)。通算6アンダーの4位タイに、ともにツアー未勝利の岩田寛と甲斐慎太郎が浮上した。
永久シード獲得まであと1勝に迫っている片山晋呉は、前半に1ストローク落とすも後半に4バーディを奪い、通算5アンダーの6位タイ。「舞台は整ったね。あとは逆転するだけ」と、首位と3打差で最終日を迎える。また、2位タイでスタートした谷原秀人は、この日「73」とスコアを崩し、通算2アンダーの13位タイに後退。2週連続勝利は難しい状況となった。