2008年 三菱ダイヤモンドカップゴルフ

星野英正が単独首位! 石川遼は88位タイ

2008/05/29 20:23
ティショット後は顔をしかめることが多かった石川遼

国内男子ツアー第7戦「三菱ダイヤモンドカップゴルフ」が5月29日(木)、兵庫県にある東広野GCで開幕した。昨夜から朝にかけて雨が降り続いていたが、スタート時には小康状態に。午後に入ってからは日も差し始め、競技は中断もなくスムーズに進行した。

雨の影響により、グリーンが比較的重かった午前スタート組がスコアを伸ばした。6アンダーの単独首位に立ったのは、過去に「東広野GCでいつも練習をしていた」という星野英正。2006年から優勝から遠ざかっているが、「自分で(優勝への)プレッシャーをかけています。僕は出だしが弱いのですが、初日に良いスタートを切れたので、このまま行きたいですね」と久々の勝利に向けて意欲を燃やしていた。

3アンダーの2位タイに、兼本貴司松村道央川岸良兼の午前組3人と、午後組ではトップでホールアウトしたエディ・リーを加えた4人。2アンダーの6位タイに、片山晋呉谷口徹宮本勝昌ら優勝候補たちが首位の座をうかがっている。

10番ティからスターとした石川遼は、出だしをバーディ発進とするものの、その後はスコアを落とす展開に。「ドライバーを思い切り打てず、まずはフェアウェイキープというスイングをしてしまった。いつものスイングができなかった」とショットの不調が響き、2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「75」。4オーバーの88位タイとし、明日は予選通過ラインを見据えながらのラウンドとなる。4試合ぶりの予選突破に、早くも黄色信号が灯ってしまった。

2006年以来の勝利に向けて好スタートを切った星野英正
永久シードに王手をかける片山晋呉は、首位と4打差の6位タイ発進
今年初の日本ツアー参戦となった丸山茂樹。118位タイと大きく出遅れた
ラウンド中、キャディとスイングの修正を図る石川遼。理想のスイングへの道は険しい…

2008年 三菱ダイヤモンドカップゴルフ