今季メジャー初戦 プロデビュー戦の金谷拓実は石川遼、星野陸也と同組
◇国内男子◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前情報◇紫CCすみれコース(千葉)◇7317yd(パー70)
今季国内メジャー初戦「日本オープン」が15日から千葉・紫CCで開催される。新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会の中止が相次ぎ、男子ツアーは9月「フジサンケイクラシック」が国内初戦となり、今大会が2戦目。
福岡の古賀GCで行われた前年大会はチャン・キムが最終日に8バーディ、4ボギーの「67」でプレー。通算1オーバーでスタート時の8打差17位から逆転優勝を飾った。最終18ホールを残して4打差首位から出た塩見好輝は終盤で2度のトリプルボギーをたたくなど「79」と崩れた。
今大会はディフェンディングチャンピオンのキムら海外在住の選手は入国制限により不在。大会開催前に予定していたプロアマ戦や歴代覇者が集うチャンピオンズディナーも取りやめとなった。賞金総額は当初予定から25%減額の1億5750万円(優勝3150万円)。
今月2日にプロ転向宣言した金谷拓実(東北福祉大4年)はデビュー戦を迎える。予選ラウンドは今季国内初戦覇者の星野陸也、石川遼と同組でプレーする。昨季の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で松山英樹以来、史上4人目のアマチュア優勝を果たすなど実績は十分。アマで出場した「フジサンケイクラシック」では5位に入った。アマチュア世界ランキング1位から転身した22歳の活躍に注目が集まる。
フィールドには昨季賞金王の今平周吾や池田勇太、宮里優作らプロ102人、桂川有人ら有力アマチュア18人を合わせて120人が集結する。
<主な出場予定選手>
石川遼、今平周吾、池田勇太、星野陸也、金谷拓実、塩見好輝、時松隆光、宮里優作、堀川未来夢、宮本勝昌、谷口徹、藤田寛之、谷原秀人、片山晋呉、比嘉一貴、桂川有人(アマ)、中島啓太(アマ)