チャン・キムとチェ・ホソンが首位で最終日へ 石川遼12位
◇国内男子◇フジサンケイクラシック 3日目(7日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566yd(パー71)
ともに首位から出たチャン・キム(米国)とチェ・ホソン(韓国)が「70」で通算13アンダーとし、首位に並んで最終日を迎える。昨季は背中痛と右手骨折によりツアーを全休したキムは2年ぶりの復活優勝、チェは2018年「カシオワールドオープン」以来のタイトルを目指す。
チェは最終18番で約3mのパーパットを沈めて首位を守り、2バーディ、1ボギー。「きょうはリラックスしてプレー出来ました。アウトコースは、少しだけ左右に曲がってしまいましたが、インコースでは大丈夫でした。チャン・キムと比べて飛距離が出ないのですが、あすは頑張ってプレーします」と意気込んだ。
一方のキムは好スコアの要因を問われると「パッティングでないことは確かです」とグリーン上を嘆いたが、「チッピングが上手くいっている」とアプローチでカバー。最終日に向けて「去年1年間まったくプレーが出来なかったので、こうして優勝争いができるのが幸せです。ベストを尽くします」と気合を入れた。
通算9アンダーの3位にパク・サンヒョン(韓国)とガン・チャルングン(タイ)。通算7アンダーの5位にアンジェロ・キュー(フィリピン)が浮上し、トップ5を海外勢が占めた。
通算6アンダーの6位で並んだ今平周吾、岩田寛、香妻陣一朗の3人が日本勢の最高位。19位スタートの石川遼は4バーディ、2ボギーの「69」とし、通算4アンダーの12位に浮上した。
カットライン上で決勝ラウンドに進んだ前年覇者の星野陸也は「70」で回り、通算1オーバーの45位で終えた。
<上位の成績>
1T/-13/チャン・キム、チェ・ホソン
3T/-9/パク・サンヒョン、ガン・チャルングン
5/-7/アンジェロ・キュー
6T/-6/今平周吾、岩田寛、香妻陣一朗
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12T/-4/石川遼 ほか