竹谷、香妻、松村が首位発進 石川遼は65位

◇国内男子◇～全英への道～ミズノオープン 初日（24日）◇ザ・ロイヤル ゴルフクラブ（茨城県）◇8007yd（パー72）

ツアー2勝目を狙う竹谷佳孝が4バーディ、ノーボギーの「68」。4アンダーで香妻陣一朗、松村道央とともに首位発進を決めた。1打差4位に川村昌弘、出水田大二郎、小林正則、高橋賢、デビッド・オー、ウォンジョン・リー（オーストラリア）の6人がつけた。

前日まで8000ydを超える設定で練習ラウンドを行っていた選手たちは、地面も乾き、ティも7726ydと前に出された初日は、見違えるほど易しいコースに思えたようだ。松村は「さほど長さは気にならなかった」といい、香妻は「チャンスにつける回数が多かった」とうなずいた。竹谷は「疲労感はあります」と苦笑したものの、「さらさらと、凪のようにプレーした」と振り返った。モンスターコースが牙を剥く前に築いた貯金を、上位陣は有効活用できるだろうか？

前週の「関西オープン」を制した時松隆光は2バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「73」でプレーし1オーバー49位。石川遼は2バーディ、4ボギーの「74」で回り、2オーバー65位で初日を終えた。

開催コースは国内男子ツアー最長となる8000yd超えで、上位4人には7月の海外メジャー「全英オープン」（スコットランド・カーヌスティ）の出場権が与えられる。