キム・ヒョンソン首位 片山晋呉が3差3位、石川遼59位
◇国内男子&アジア共同主管◇パナソニックオープン選手権 3日目(21日)◇茨木カンツリー倶楽部・西コース(大阪)◇7343yd(パー71)
首位と2打差の2位タイから出たキム・ヒョンソン(韓国)が5バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算12アンダーの単独首位に浮上。2015年「トップ杯東海クラシック」以来の国内ツアー通算5勝目に前進した。
キムは関西人について「言うことがストレートで情がある」と、自分が育った韓国・釜山の人たちに似ているという。3年前から神戸市の六甲アイランドに自宅を移した。気分は地元で「家族も来ているし、ここで勝ちたい気持ちが強い」。今オフは週6日、朝5時半から夜9時までというハードな合宿を1カ月半続けてきた。その成果は確実に出始めている。「あすはスコアじゃなく、合宿でやってきたことを出すことだけ考えたい」と、単独首位から3年ぶりの勝利を目指す。
1打差の通算11アンダー2位に、2004年以来のアジアンツアー2勝目(国内ツアー初)を目指す39歳のラヒル・ガンジー(インド)。
片山晋呉は「70」と1つ伸ばし、首位と3打差の通算9アンダー3位。単独首位から出た星野陸也は「73」と落とし、通算8アンダーでハン・ジュンゴン、キム・シバン(ともに韓国)と並ぶ4位タイに下がった。
6バーディ、ボギーなしでこの日ベストの「65」で回った池田勇太が、48位から通算7アンダーの7位に浮上。5アンダーの11位から出た石川遼は2バーディ、3ボギー2ダブルボギーの「76」と崩れ、首位と12打差の通算イーブンパー59位に後退した。
<主な成績>
1/-12/キム・ヒョンソン
2/-11/ラヒル・ガンジー
3/-9/片山晋呉
4T/-8/星野陸也、キム・シバン、ハン・ジュンゴン
7T/-7/池田勇太、パク・サンヒョン、ブレンダン・ジョーンズ、タンヤゴーン・クロンパ、ベン・レオン ほか
14T/-6/川村昌弘、久保谷健一、出水田大二郎 ほか
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59T/0/石川遼 ほか