2018年 パナソニックオープン

星野陸也が単独トップで決勝へ 石川遼は11位に浮上

2018/04/20 18:06
首位で決勝ラウンドへ折り返した星野陸也

◇国内男子&アジア共同主管◇パナソニックオープン選手権2日目(20日)◇茨木カンツリー倶楽部・西コース(大阪)◇7343yd(パー71)

首位タイで出た21歳の星野陸也が4バーディ、1ボギーの「68」で回り通算10アンダーとし、単独トップで決勝ラウンドに進んだ。

「(初めて優勝争いをした)2年前より成長している」と星野は言う。「昔はピンしか見ていなかった」が、がまんすることを覚えた精神力に、もちろん技術も高まった。この日は中盤から流れが悪く、パーを重ねる展開に。そんなときはピンを狙わず安全にグリーンセンターに載せることもできている。「優勝はしたい。でも優勝は通過点」と、星野はあくまで未来を見据える。

同じく首位タイから出た片山晋呉は「70」とし、通算8アンダーの2位に後退。同順位にパク・サンヒョンキム・ヒョンソン(ともに韓国)、ラヒル・ガンジー(タイ)、ベン・レオン(マレーシア)、木下稜介の6人並んだ。

6アンダーの8位タイに川村昌弘、タイのタンヤゴーン・クロンパジャズ・ジェーンワタナノンド(ともにタイ)が続いた。

イーブンパーの57位で出た石川遼は6バーディ、1ボギーの「66」で回り、通算5アンダーの11位タイに浮上した。

前年覇者で初日4位の久保谷健一は通算4アンダーの15位。前週「東建ホームメイトカップ」でツアー初優勝した重永亜斗夢は通算2オーバーの83位で予選落ちした。

<上位の成績>
1/-10/星野陸也
2T/-8/片山晋呉木下稜介パク・サンヒョンキム・ヒョンソンラヒル・ガンジーベン・レオン
8T/-6/川村昌弘タンヤゴーン・クロンパジャズ・ジェーンワタナノンド
11T/-5/石川遼市原弘大ラタノン・ワナスリチャンキム・シバン

ん?靴と靴下を脱ぎ始めたゾ。ボールは池に入ってないのに・・・。
ボールは池の淵。左打ちを選ばず、水の中から方向を確認。
シャフトを握るという短尺ショットでエイヤー!
各組4人のギャラリーにロープ内で観戦できる権利が与えられます。遼君組はさぞや激戦であったろうと・・・。
2日目も3つ伸ばして単独首位。明日からの猛烈な追い上げに耐えれるか!
ギャラリーの大拍手の中、靴とタオルを手に笑顔でグリーンに向かう遼君。
奈良県生まれで大阪学院大卒。大堀君と同級生というバリバリの関西人です。
こんなことしてますが、きっちり1つ伸ばして2打差2位で首位・星野を追走してます。
ホールアウト後、ギャラリーにサインしながら引き上げます。終わってみれば遼君の日でした。
さすがに腰痛での連日アンダーは厳しく、1つスコアを落として15位タイ。

2018年 パナソニックオープン