2017年 日本シリーズJTカップ

国内男子最終戦 賞金王候補は小平、宮里、キム、池田の4人

2017/11/28 12:20
昨年は池田勇太が賞金レースを制した

◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

今季国内ツアー26試合目となる最終戦は、今シーズン優勝者や賞金ランキング上位20位以内ら総勢30人のトッププレーヤーによるフィールドで、賞金総額1億3000万円(優勝賞金4000万円)を懸けて争われる。今年の賞金王争いも、ついにこの試合で決着となる。

現在、賞金ランク1位に立つのは小平智。賞金王の可能性は小平とランク2位の宮里優作、3位のチャン・キム、4位の池田勇太までに絞られている。小平以外の選手は、逆転賞金王に向けては優勝が最低条件。宮里は優勝で自力タイトル獲得となる。(※)

初日は賞金ランク順で組み合わせが決まり、小平、宮里、キムは最終組で午前11時半にティオフする。

昨年は、パク・サンヒョン(韓国)が最終ホールで劇的な逆転優勝を飾り、ツアー初優勝をメジャー大会で成し遂げた。小平は、17番まで首位を快走していたが、最終ホールをボギーとして池田らと並ぶ2位に終わった。宮里は2013年大会でツアー初優勝を飾っており、キムは今年が初出場。ディフェンディングチャンピオンのパクは身内に不幸があり、欠場する。

<出場全30選手>
小平智宮里優作チャン・キム池田勇太スンス・ハン今平周吾片山晋呉H.W.リューショーン・ノリスソン・ヨンハン時松隆光任成宰片岡大育キム・キョンテ宮本勝昌高山忠洋プラヤド・マークセンハン・ジュンゴン稲森佑貴イ・サンヒ藤本佳則ブラッド・ケネディ小田孔明久保谷健一小鯛竜也ブレンダン・ジョーンズ大堀裕次郎梁津萬トッド・シノット谷原秀人

(※)逆転賞金王の条件
日本シリーズJTカップの優勝賞金は4000万円、2位は1500万円、3位が1000万円。3選手ともに優勝が最低条件。宮里は小平の結果にかかわらず戴冠。キムは小平が3人以上の2位タイ以下、池田は小平が5位タイ以下(4位タイの場合はタイの人数による)に沈んだケースで逆転となる。

2017年 日本シリーズJTカップ