片山晋呉は連覇&大会5勝目なるか 石川遼が5年ぶり出場
2017/10/24 15:00
◇国内男子◇マイナビABC選手権 事前情報◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217yd(パー72)
国内ツアー屈指とされる高速グリーンが攻略のカギを握るABCゴルフ倶楽部が舞台。前年大会は片山晋呉が最終日に2打差を逆転し、節目のツアー通算30勝目を挙げた。
年内は国内ツアーに専念する石川遼が5年ぶりにエントリー。2008年にはプロ転向後の初タイトルを手にしたほか、過去5回(08~12年)の出場でトップ10を外していない。また、弟でアマチュアの石川航(17=埼玉・浦和高3年)も出場。ツアーでは16年8月「RIZAP KBCオーガスタ」以来2回目の兄弟競演となる。
連覇を狙う片山とコースとの関係も良好だ。2003、05、06、16年と積み上げた大会4勝は、1973年から名前が刻まれる歴代優勝者の中でも群を抜く。今年もライバルたちにとって脅威の存在となる。予選ラウンドは石川遼、キム・キョンテ(韓国)と同組だ。
賞金ランキングトップ3の小平智、宮里優作、池田勇太がそろって出場。4位のチャン・キム(米国)、5位の今平周吾、8位の片岡大育は同週開催の世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」参戦のため、不在となる。
【主な出場予定選手】
片山晋呉、池田勇太、石川遼、岩田寛、大堀裕次郎、尾崎将司、小平智、谷口徹、手嶋多一、時松隆光、藤田寛之、星野陸也、宮里優作、石川航(アマ)