1997年 ゴルフダイジェストトーナメント

鈴木亨、64をマークして逆転首位!

1997/10/18 18:00

米山剛はスコアを伸ばせなかった。2番でバーディとしたものの3番ですぐ3パットボギー。8番でまた貯金を作ったが16番ショートで40センチを外して、結局イーブン。
「熱もひいて、風邪も治りかけて走りが止まってしまった。本来の調子に戻ってしまった」と米山。守る意識もなく、プレッシャーも特になかったという。ガンガン攻めるつもりが3番のボギーでおかしくなった。「雰囲気的にやってやうという気もないから、明日は良い結果を自分でも期待しているんです。謙虚にベスト5狙いとでもしておきますか」

鈴木亨が快進撃した。ボギーなし。アウトで3バーディ、インに入ってからも4バーディ。一気に逆転首位。 「アイアンの切れが抜群です。入れ頃のバーディパットを外してはいるが、内容的には悪くないです。今年は外国人選手が勝ち続けたり若手が活躍したりだけど、このところ勝っていないので、自分も勝ちたいですね」
20アンダーまで持っていきたいと鈴木は言う。

杉本周作は午前中を走り続け4バーディの31。インで2バーディ、1ボギーの35。米山に追いついた。またB.ジョーブは63という猛烈ラウンド。これもボギーなしの8バーディというすごい内容だ。もし勝てば2週連続優勝。今年の東名カントリーはみんな気分よくプレーしている。現在、オーバーパーはたった一人だけ!

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