1997年 デサントクラシックマンシングウェアカップ

やはり強かった!テラベイネン、 2打差で逃げきる

1997/04/06 18:00

風まじりの雨の中、地元茨城県出身の若い片山晋呉がよく健闘した。もともとアマチュア時代は多くのタイトルを獲得しており、試合慣れはしている。前日「学生時代の、強かったころのイメージを思い出して優勝争いしたい」と語っていたが、最終日も34.35と3打追い込んだ。檜垣繁正とともに、これからのツアーを面白くしてくれそうな有望株。
テラベイネンはさすがに粘っこい。本人は「雨が降ると眼鏡が辛い。それにチップショットでグリーン外からパーを拾うゴルフではやはり疲れる。アイアンできっちりグリーンをとらえるゴルフにしたい」と言うが、いやいや、どこからでもパーを拾い、バーディを取ってくるゴルフが身上だ。これからしばらくは日本でプレーするというから、まだまだ怖いぞ。

1997年 デサントクラシックマンシングウェアカップ