深堀圭一郎、逆転のV
1998/09/20 18:00
快晴の最終日。前半でスコアを3つ沈めてトップに立った深堀圭一郎がそのまま逃げきり。ツアー2勝目を飾った。
「初優勝は春先のトーナメント(ジャストシステムKSB)だった。今度は秋のトーナメントで、上位の人達がいる中でやれて本当に嬉しい」という深堀。最後は少し目がうるみかけたが「でもグリーンに上がったら涙は出なかったですね」
1勝はフロックもある。しかし2勝は本物ともいう。「2回目の優勝はすごく難しいというけど、それが出来た。嬉しい。もう勝てないんじゃないかと思ってました。ノーボキーでプレーできた。自分の勝ち方がわかった。自信がつきました」
実際にはシビれていたのだと言う。集中しようなどど無理には考えず、自分なりのゴルフをやろうと考えた。「やはり全英オープンにいったことが大きいです。1打1打に対する思い入れを学んだと思います」
逆転されてしまった宮本勝昌。「昨日言ったとおり2ケタでプレーしていたら勝てましたね。でも悪いなりにベストプレーでした」
追撃したジャンセンは10月のブリヂストンに参加する予定だ。「今週も勝てるチャンスはあったんだけどね。先週は7位。今週は2位。今度のブリヂストンは優勝かな?」
丸山茂樹は冴えないプレーだったが今回は深堀の優勝を心から祝福。「パットに自信を持ってないと勝てないよね。圭ちゃん(深堀)はすごい自信を持っていた。パッティングってのはすごく重要で、次のホールへ向かうときの門みたいなもんなんです。パット以外なんてみんな紙一重なんだから。ボクがなんで平均パット数で1位なんだか、わからないよ」
今日は東京で祝賀会がある。「去年は仲間で8回くらいやったかな。これから秋のビッグな試合があるから、仲間といい祝賀会を開きたいね」