1998年 デサントクラシックマンシングウェアカップ

首位は田中秀道。陳志忠も同スコアに並ぶ

1998/04/02 18:00

初日まず飛び出したのは今季元気な田中秀道。ボギーなしの6バーディ。「今日は寒くて、辛いような状態で・・パッティングの練習も2分くらいしかしてなかった」と悲鳴が出た。
寒いだけでなくグリーンも難しかった。「自分の感覚以上のものを出さないといけないような速さです。こんなものかなと思って打ったら4~5メートルもオーバーになってしまう。ショートかな、あっ短い!と思うくらいの気持ちで行くしかなかった」
寒さでボールも飛ばなかった。「いつもより1クラブか2クラブは上を持って打つしかなかった」という。大きいクラブを持って「でもビビらないで、ゆっくりゆっくり、グリーンの手前から行けばいいや」という気持ちが正解だった。

ベテラン陳志忠も6アンダー。なんとバーディは8ホールもあった。「10番スタートだったから、16番から5連続です。ほんとは寒いのは苦手で、今日みたいにパターのカンがないのに入ったのは珍しい」とか。「ずいぶん長く勝っていないから、今年は早く1勝をあげたいですね」

2打差に高崎竜雄。「雨でグリーンが重かったので、思い切り打ったから入った。後半、グリーンが乾いてきたら微妙な切れ方をするんですね、ここは」

宮本勝昌も4アンダー。「条件は悪いことだらけで、大事にプレーしようと思ったのが逆に良い結果になったのかも知れない。雨で柔らかくなって、グリーンは速いし止まるし、すばらしいですね」
このコースのカギはグリーンのようです。

1998年 デサントクラシックマンシングウェアカップ