2000年 アコムインターナショナル

谷口徹の逃げ切り優勝

2000/09/24 18:00

アコムインターナショナルは最終日も7つと、伸ばしまくった谷口徹の勝利だった。18アンダーと2位の今野康晴に6打もの差をつけて余裕の逃げ切り。ジャンボ尾崎は追いつき切れずに9アンダー5位で終わった。

谷口徹は、5番でバーディが先行したときに“GO”サインが出たという。その後5、7、9番とバーディを重ねて9番ホールで自分のペースに乗った。最終的 に64でホールアウト。「何となくですが、勝つときは大差で勝つんだろうなと思っていました。開けるだけ開こうと思いながら楽しく回れました」

これで98年の三菱ギャラン以来の2勝目。「年に1勝はできると思っていたから、2勝目まで長かったです。でも優勝争いの中でベストプレーができたことで自信がつきました」 日本の賞金王よりも世界ランキング重要視の谷口は、米ツアーテストもすでに申し込みを完了している。「テストは試合の一つと思って頑張りますよ」

2位の今野康晴は「簡単にいうと、谷口さんが伸ばし過ぎ。いいゴルフをしてました」

「自分ではよいプレーができたと思っているが、谷口さんの方が素晴らしかった」とS.コンラン。 日本ツアーでは昨年のフジサンケイクラシックの2位がベストフィニッシュ。今回はフジサンケイを上回ることができなかったが、相手が谷口では仕方ないという。「勝ちたい気持ちは誰でも一緒。僕ももちろん勝ちたいけど、優勝するのは簡単なことではないから今のまま頑張りたいと思います」

ジャンボ尾崎は2日目からじわりじわりと首位に近づいてはいたが、大爆発はせず結局5位。それでもゴルフの感触は良くなってきている。「非常にいい感じだ。これから2週間練習で固めて・・・。秋が楽しみだな」

2000年 アコムインターナショナル