2000年 アコムインターナショナル

今野・中村が首位タイ。秀道も3位と好発進

2000/09/21 18:00

6アンダー首位に今野康晴、中村直俊が並んでいる。1打差3位にディフェンディングチャンピオンの田中秀道久保谷健一、伴公平、R.マッカイの4人。ジャンボ尾崎はイーブンパー33位タイからのスタート。

35・30の65とした今野康晴は、サントリーオープンを悔敗して、やる気が沸いてきたという。しかし、マッチプレーから痛み出した左わき腹のせいで思うように練習できていない。プロアマ戦も途中でプレーをやめたほど。「今日はテーピングしてラウンドしてるんですよ。ラフに入れたら思いきり振らないで、出すだけにしたほうがいいとトレーナーにいわれています」 力まずに軽く振っているのが、結果的にいい感じでラウンドすることにつながった。
今日は9番でバンカーに入れたが、それ以外はフェアウェイキープで8バーディ、2ボギー。この状態を4日間続けたいところだ。

「入れるつもりはあまりなかったけど、たまたま入った」とは、中村直俊。「しっかりとボールを見るように心掛けて、あまり考えると手が動かなくなるから構えてすぐに打つようにした」のがよかったのか。今シーズンは、東建、フジサンケイに続いて3試合目にしてトップスタート。47位、26位と段々に順位を上げてきている。「明日はあまり欲張らずに頑張ります」

5バーディ、ボギーなしの田中秀道は左手の故障を気にしながらのスタートだった。(先週の全日空OP2日目に、左手筋を痛めて棄権) 「前半は大叩きしたくなかったので、のらりくらりのパープレーでしたけど、18番ホールで昨年の優勝のイメージでドローボールを打ってみたらいい球が出ました」 後半はそのままドローボールでラウンドしてスコアにつなげた。
昨年はBSで20位、フィリップモリスで10位と順調に上がってこの試合に入れたが、「今年は先週の棄権があるので、いまいち強気になれない」 そうはいっても、ここでうまく調整してワールドカップに最高の状態で入りたいという。

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