2013年 フジサンケイクラシック

松山英樹 プレーオフ2ホール目で薄氷の今季3勝目

2013/09/08 15:16
国内復帰戦となった今週、三つ巴のプレーオフを制し、松山英樹が今季3勝目を手にした

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 最終日◇富士桜CC(山梨県)◇7,437 ヤード(パー71)

4打差の首位から出た松山英樹がスコアメイクに苦しんで最終日は一気に大混戦模様。ともに2位タイから追った谷原秀人S.J.パク(韓国)が通算9アンダーで松山を捕らえ、3人によるプレーオフとなった。18番を繰り返したプレーオフ2ホール目、松山が左フェアウェイバンカーからの難しい2打目をピンそば1メートルにつけ、ただ1人のバーディを奪い、薄氷を踏む逃げ切り劇で今季3勝目を挙げた。

前日に通算11アンダーまで伸ばし、大会史上最少スコア(通算12アンダー)更新に期待の集まった松山の最終日は、ふたを開けてみれば記録どころではなかった。この日は序盤からスコアが伸び悩み、1バーディ1ボギーで折り返したハーフターンでは、バーディラッシュで追いかける後続に肩を並べられた。バックナインはスコアだけでなく、リーダーズボード上も一進一退の大混戦となり、ピン位置の難しかった16番のパー3では池に落としてダブルボギー。なんとか単独首位でたどり着いた最終18番も、決めれば優勝の1メートルパーパットを外し、結局、3バーディ3ボギー1ダブルボギーの「73」でプレーオフ突入を許した。

東北福祉大の後輩・松山を追い上げた谷原は、終盤乱れて3年ぶりの優勝にあと一歩届かず。前半の9ホールで4バーディを重ねて一気に首位の松山をとらえたパクも、後半はバーディが止まって抜け出せず、ともに2位タイ。1打差の4位に片山晋呉とイ・ヒョンジュン(韓国)の2人。通算7アンダーの6位には松村道央横尾要の2人が入った。

最後まで後輩の松山くんを追い詰め、試合を盛り上げましたね。久々の優勝も近そうです。2位タイフィニッシュ。
惜しくもプレーオフで敗れ、2週連続優勝とはなりませんでした。10・11番の連続ボギーが痛かった。2位タイフィニッシュです。
前半に崩れ、早々に優勝争いから脱落しましたが、後半にナイスカムバックで4位タイフィニッシュです。
14番Par4で、背中が痛いにも関わらず1オンを狙ってドライバーを強振!惜しくも1オンならずこの表情。4位タイフィニッシュ。
最終組でのラウンドでしたが、バックナインでスコアを伸ばせず6位タイフィニッシュ。
ディフェンディングチャンピオンは、後半で失速。9位タイフィニッシュ。
バックナインでジワリジワリ・・・スコアを3つ伸ばして6位タイフィニッシュです。
昨日は復調したショットでしたが、今日はまたもや大ブレーキ。
ショットも曲がる、シャフトも曲がる・・・。
パターも入らず・・・。
前半戦はこの2人の一騎打ち。
12番バーディでついに首位を捕らえました。
ようやく最終日に富士山が少し顔を出してくれました。
15番ティショットは大きく右に曲がって林の中へ。しかしここから、ナイスリカバリーでバーディゲット!
16番Par3のティショットは池の中。ダボを叩き優勝争いから脱落したかと思えましたが・・・。
15番でナイスパーセビングでホッとしてしまったのか、16番Par3のティショットは大ダフリで池ポチャ。優勝争いは一気に大混戦。
最終18番のティショットは右の林の中へ。
18番の短いウィニングパットが決まらず、戦いは3人のプレーオフへ。
プレーオフの18番ティグランドへ向かう笑顔のSJ。
プレーオフ1ホール目。長いパーパットを決めて、渾身のガッツポーズ!
バーディパットが決められず、プレーオフは2ホール目へ。
プレーオフ2ホール目。バーディで締めくくり、やっと勝利!静かなガッツポーズでしたね。
3人の戦いは、ようやく終止符。
今日は松山くんらしくないゴルフでしたが、今季3勝目おめでとう!優勝インタビューで、ホッとした笑顔がやっと出ましたね。

2013年 フジサンケイクラシック