2013年 ダイヤモンドカップゴルフ

首位に丸山大、小平ら4人 松山は6位タイで決勝へ

2013/05/31 18:15
この日のベストスコア「67」をマークし首位タイに並んだ小平智。初勝利へのチャンスを手にした。

◇国内男子◇ダイヤモンドカップゴルフ 2日目◇大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)◇7190ヤード(パー72)

通算6アンダーで首位に並んだのは、単独首位から後続に飲みこまれた丸山大輔I.J.ジャンイ・キョンフン(ともに韓国)、この日のベストスコア「67」をマークした小平智の4人。初日から続く混戦模様はより激しさを増し、決勝ラウンドに突入する。

通算5アンダーの単独5位に片岡大育。通算4アンダーの6位タイに、松山英樹山下和宏貞方章男ブラッド・ケネディ(オーストラリア)の4人が続く。27位タイからスタートした松山は、3バーディ、ノーボギーの「69」。27位タイからの急浮上、首位に2打差へと詰め寄って後半戦へと折り返した。

また、前年優勝の藤田寛之は「76」と4つ落とし、通算4オーバーの78位タイで今季3度目の予選落ち。ディフェンディングチャンピオンが早々に姿を消している。

<首位タイの小平智 先輩プロからの忠告でパット練習>

「練習ラウンドの時には予選を通れる気がしなかった」。23歳の小平にとって、難関・大洗は当初、計り知れないほどの強敵だった。鹿島灘から吹き付ける強烈な海風、そして上空に迫り出た松林・・・ベテラン選手たちも攻めあぐねる国内屈指のシーサイドコース。しかし1アンダーの27位タイから出たこの2日目に、ハーフターン直後の10番(パー4)でのイーグルに加え、3バーディを奪って「67」を記録。首位グループの一角に名を連ねた。

2週前の「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」では最終日最終組でプレー。5位に終わったが「最後は耐えられたし、ベストフィニッシュができた。得たものは大きかった」という。今季の好調を支えているのが、弱点だったパッティング技術の向上。かねてからショットへの定評はあった一方で、横尾要井上信原口鉄也ら先輩プロからは「ショットの練習はしなくていいから、パットを練習しろ!」と忠告を受けていた。

「飽きっぽいので・・・。ショットの練習の方が面白いじゃないですか・・・」という気持ちを必死に抑え、練習グリーンで過ごす時間をようやく増やしたのが昨季中盤。「(ショットとパットの練習の比が)9:1だったのが、やっと6:4くらいになった。ちょっとは短気じゃなくなっているかも」と苦笑いで言う。

練習への取り組み方だけでなく、ここ大洗は忍耐強さを測るには絶好の場所。「まずはパーを積み重ねてやっていきたい」と静かに意気込んだ。

2日目も6アンダートップタイで予選通過。風の読みもバッチリ?
雄叫び?1オーバー47位タイに後退
4アンダーまでスコアを伸ばして6位タイに、やっぱり実力あるんだね
折り返しの1番バーディで巻き返すも32位タイまで後退してしまいました
16歳プロは日本ツアー予選通過ならず残念!
ディフェンディングチャンピオンも残念ながら予選落ちとなってしまいました
ルーティンのひとつです。3アンダー10位タイ
ヘッドスピードはどのくらいあるんでしょうかね?
ラフへ入ると余計に体力使いそうです
ミスショット?32位タイ
平日の金曜日もギャラリーは関係ありません、この組には・・・
2日間一緒のラウンド。残念ですが今日でお別れです
トップと1打差で予選通過です。5アンダー5位、ただいまの時間夕方6時頃かな
4アンダー6位タイで決勝ラウンドへ
力強いジャンボさんのアイアンショットです、残念ながら決勝ラウンドへ残ることができませんでした
トップと2打差、4アンダー6位タイ。明日以降も期待です

2013年 ダイヤモンドカップゴルフ