2001年 JCBクラシック仙台

小達敏昭が終始安定したゴルフで3打差リードで最終日へ。

2001/06/02 18:00

前日に続き、この日も強風に選手たちは苦しめられた。2日目に首位に立った藤木三郎はスコアを崩し3アンダーの3位グループに後退した。

初日、2日目と2位につけていた小達敏昭がこの日も68とスコアを伸ばし、9アンダーで単独トップに立った。飛ばし屋の本領を発揮した小達は危なげのないゴルフを展開。16番でセカンドショットをグリーン左隣のホールへ打ち込んでしまったが、完璧なリカバリーでパーセーブをした。1993年以来のシーズン2勝目が見えてきた。小達がこの3日間のゴルフを維持できれば、誰も追いつくことはできないだろう。

小達を3打差で追うのは今シーズン予選落ちが1度もない手嶋多一。爆発的なスコアは出していないが、確実にスコアを伸ばしこの日も2アンダー、通算6アンダーで最終日を迎える。

さらに3打差には、先週のダイヤモンドカップで初日から首位を守ったが、プレーオフで伊沢利光に優勝をさらわれた藤田寛之がいる。藤田も手嶋同様、予選落ちがゼロという好調さをキープしている。同じく3位タイには深堀圭一郎も入っている。

2001年 JCBクラシック仙台