武藤俊憲が2位タイに浮上!池田、石川もスコアを伸ばす
2009/12/05 15:51
東京都にある東京よみうりCCで開催されている、国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の3日目。大会初日のような寒さが戻ってきた。朝のうちは曇り空だったが、昼すぎには冷たい雨が降り始め、選手たちは身体を冷やさぬように白い息を吐きながらラウンドを続けた。
この日もっともスコアを伸ばしたのは、1アンダーの3位タイからスタートした韓国の金庚泰(キム・キョンテー)。7バーディ、1ボギーと6ストローク伸ばして7アンダーの単独首位に浮上した。2打差の5アンダー2位には、5ストローク伸ばしたジーブ・ミルカ・シン(インド)と、4ストローク伸ばした武藤俊憲の2人が並んでいる。
スタートの1番でボギーを叩いた武藤は、2番、3番で連続バーディを奪うと、6番パー5では216ヤード残した2打目をピン1mに寄せてイーグルを奪った。ジーブは大会連覇を狙うが、武藤、金はこの大会で優勝を決めれば国内メジャー初優勝となる。
さらに2打差の3アンダー単独4位は、単独首位から3日目をスタートした丸山茂樹。ショットは依然好調の丸山だが、パッティングが思うように決まらず苦しいラウンドとなってしまった。
賞金王争いを最後まで演じている池田勇太は、通算5オーバーの20位。石川遼は前半に4ストローク伸ばしたが、後半に入り連続ボギーを叩くなど振るわず。通算7オーバーの22位タイで今季最終戦の最終ラウンドを迎えることになった。