2012年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント

ハンが単独首位!藤田、石川、松山は後退

2012/11/24 15:30
予選2日間は首位タイ、3日目に単独首位となったハン・ジュンゴン

◇国内男子◇カシオワールドオープンゴルフトーナメント3日目◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知)◇7,300ヤード(パー72)

前日の雨も止み晴天に恵まれた3日目、通算9アンダー首位タイでスタートした韓国のハン・ジュンゴンが通算13アンダーまで伸ばして単独首位へ。昨年19歳で日本ツアー初優勝を果たしたハンが、ツアー2勝目に王手をかけた。

1打差の通算12アンダー2位タイにつけるのは上井邦浩とキム・キョンテ(韓国)の2人。通算11アンダーに武藤俊憲久保谷健一の2人、通算10アンダー6位タイに谷原秀人上田諭尉平本穏の3人が続いている。

今大会終了時にも自身初の賞金王確定の可能性を持つ藤田寛之は、スコアを1つしか伸ばせず5位タイから通算8アンダー12位タイに後退。石川遼もスコアを2つ伸ばしたが、10位から12位タイに後退。

また、予選ラウンドをハンと並び首位タイで終えた宮里優作は、出入りの激しいゴルフで通算7アンダー20位タイに後退。通算4アンダー19位タイでスタートしたアマチュアの松山英樹は4番でダブルボギーを先行し、3つのバーディを奪って通算5アンダーとしたが34位タイと順位を下げた。

<ノンプレッシャー?ハン・ジュンゴンに2勝目のチャンス>

初日から「65」をマークして首位タイを走ったハンは、ムービングデーもトップの座を譲らなかった。前半5番から2連続バーディを先行させると、後半も無難に2バーディを重ねて単独首位に。3日間でボギーは2日目に叩いた2つだけ。「アイアンもパッティングも良かった」と抜群の安定感を披露し続けている。

昨年の「ミズノオープン」で19歳にしてツアー初勝利。今季は未勝利だが「キヤノンオープン」の2位などトップ10入りは6度。賞金ランクも20位で次週の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」出場もほぼ手中に収めている。

ツアー初勝利、賞金王、そして最終戦出場権やシード権争いといった様々な要因により、毎年緊張感があふれる高知での一戦。しかしハンは、それらとは“無縁”といえる状態で最終日を戦える。「バーディチャンスだけ狙って集中したい。練習して、頑張ります」と淡々と日曜日のティオフを待つ。

同門・芹澤軍団の藤田さんとのラウンドでした。前半から順調にスコアを伸ばしてノーボギーで68。首位とは1打差。初優勝なるか・・・。
フロントナインでは怒涛の5連続バーディ!一時は首位に立ちました。12アンダー2位タイ。
今日のベストスコア66を叩き出し、一気に4位タイへ急浮上!さすが爆発力ありますねぇ。
6番で7mの長いバーディパットが入って、手を上げて回すと言う、久保谷さんにしてはかなり激レアなポーズまで飛び出しました。4位タイ。
ノったら止められない男がフィーバースパーク!飛ばし屋有利なコースだけに、最終日にもう一度爆発なるか・・・。首位とは3打差です。
派手さはないものの、今年の好調を象徴するかのような安定したゴルフで、今日もスコアを伸ばしました。10アンダー6位タイ。
3日目を終えて、首位と3打差6位タイ。一発逆転シード権獲得の為にがんばりたいところです。
ドライバーのヘッドも綺麗に紅葉中です。
初日から首位を守り、単独首位で最終日へ。ショットに加えて、パッティングまで絶好調に。もう手が付けられませんねぇ。ツアー2勝目を目指します。
地元・高知出身の片岡くんは、大声援を受けてのスタートでした。応援を味方に、スコアを4つ伸ばし9位タイへ。
ムービングサタデーでしたが12位タイへ後退。今週、賞金王を決める為に、明日の再起に期待したいですね。
大逆転での賞金王獲得の為に大事な3日目でしたが、順位を上げられませんでした。最終日の「遼チャージ」はあるのでしょうか?
ダボを叩くなど、前半にスコアを落としました。何とかバックナインで取り戻しましたが5アンダー34位タイへ後退。
最終18番でチップインイーグルも全く笑顔なし。初優勝を誰もが期待していましたが、逆噴射の74を叩き、昨日の首位タイから20位タイへ大きく後退。
あれ?藤田さん、今日は最終組だっけ?8番Par3は大渋滞で、ペアリングとは違う組み合わせの写真も。

2012年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント