2012年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント

K.バーンズが首位浮上!石川遼、池田勇太は予選落ち

2012/08/24 18:06
バーディ合戦の展開を制したK.バーンズ。ツアー2勝目へ向け最高の位置で決勝ラウンドへ

◇国内男子◇VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2日目◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7,146ヤード(パー72)

大会初日が雷雲接近のためにサスペンデッドになり、2日目の6時30分に再開。その後行われた第2ラウンドもスコアの伸ばし合いとなった。首位に浮上したのはオーストラリアのカート・バーンズ。6番パー5でイーグルを奪うなど8ストローク伸ばして通算13アンダーとした。

1打差の通算12アンダー単独2位は貞方章男。3番、4番で連続ボギーをたたくが8つのバーディを量産し5位タイから浮上してきた。初日に9アンダーをマークし暫定首位に立った藤本佳則は、スタートから2連続ボギーとつまづき、スコアを2つ伸ばすにとどまった。通算11アンダーかキム・ヒョンソン(韓国)とならに3位タイとなっている。

2009年大会を制した池田勇太はスコアの伸ばし合いについて行けず、通算3アンダーの66位タイで予選落ち。初日2オーバー暫定122位と出遅れた石川遼は、スコアを4つ伸ばしたが、カットラインに2打及ばず予選落ち。10年大会優勝の谷原秀人も石川と同じく通算2アンダー73位タイで予選落ちとなった。

<ツアー2勝目を狙うK.バーンズが奪取!>
初日「67」をマークしたバーンズは、持ち前のパワーでコースをねじ伏せた。第2ラウンド出だしの1番からバーディで滑り出すと、前週までの平均飛距離297.92ヤード(全体4位)のビッグドライブを存分に活かして淡々とラウンド。554ヤードの6番(パー5)はドライバー、6番アイアンでピンそば1メートルに2オンさせ、楽々イーグルを奪って見せた。「去年とはちょっと変わったね」と警戒した両サイドのラフからも、難なく強振してスコアを伸ばしていく。アウト、インともに「32」をマークして最高の位置につけた。

昨年9月の「ANAオープン」で日本ツアー初優勝し、シーズン後半に勢いに乗った。今シーズンは開幕3戦で予選落ちを喫していたが、その秋の訪れを前にいよいよ復調の気配を見せる。183センチ、97キロの巨体に、J.デーリーをほうふつとさせる、ド派手なウエア。今季は着用ブランドこそ変わったが「暑い日には明るい色を着る!」と、そのスタイルは崩さない。

うだるような暑さに「(母国豪州の)クイーンズランドみたいだ」と苦笑いするが、対策は「とにかく水を多く飲むだけ」。それでもトーナメント中は「新陳代謝がにぶるから、試合があるときにはアルコールは飲まない」と徹底している。「この状態をキープしていくだけ、お酒は日曜日に飲めれば良い」とニヤリ。視線の先に、勝利の美酒が待っている。

昨日同じく66でラウンド。単独2位に浮上です。シード権復活どころか、初優勝も狙えますね
朝イチのティショットから曲がりまくって、前半はどうなる事やらと。首位の座は譲りましたが、後半立て直して3位タイに踏み止まりました
ノーボギーのラウンドでサラリとスコアを伸ばし、今日も首位と3打差で並走です
今日も安定したゴルフでスコアを伸ばしました。ショートゲームが絶好調のようです
昨日は冴え渡ったパターが、ちょっと静かになってしまったかな?
爆発力ありますからねぇ。本当に怖い存在ですよ
12番Par3でホールインワンを記録するなど、6つスコアを伸ばし7位タイに。地元・福岡での優勝は悲願です
ドライバーショットは今日も安定せず・・・。ショットの後はこんな表情ばかりでしたね
多くのギャラリーの声援も届かず、残念ながら予選落ちとなりました。来週はやってくれると思いますよ
勇太も今日はスコアを伸ばしましたが、1打足りず予選落ち
1回800円、芥屋名物「立ち乗りジェットコースター」です。驚愕のスピードと大迫力・・・って事はありませんが
麦藁帽が良くお似合いです。この暑さなら被りたくなる気持ちもわかります
「俺の方が、ヨコシンより麦藁帽は似合ってるだろ?ドヤっ!」
67のラウンドで10位タイに。上位争いは久々ですよね?
今週は「King of Swing」健在です。久しぶりに伊澤さんの優勝見たいですよねぇ。6アンダー20位タイで予選通過です
前半でスコアを崩すも、後半で何とか立て直しました。7位タイです
さすがは飛ばし屋バーンズ!イーグルありのバーディーありの、64のラウンドで一気に抜き去り単独首位へ!ところで、高麗グリーンとか日本に来て初めてですよね?
週末も暑くなりそうな芥屋GCです。ギャラリーのみなさんも十分熱中症対策をして、是非観戦に来てください

2012年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント