2009年 ダンロップフェニックストーナメント

久保谷ら3人が首位に! 石川は20位、池田は辛くも予選突破

2009/11/20 16:50
最終18番でバーディを奪い、首位タイを辛うじてキープした久保谷健一

宮崎県にあるフェニックスカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー第22戦「ダンロップフェニックストーナメント」の2日目。久保谷健一が単独首位で飛び出した初日から一転、上位は1打を争う混戦模様となった。

通算7アンダーの首位に並んだのは、平塚哲二前田雄大、久保谷の3人。伸び悩んだ久保谷を尻目に、平塚が「66」、前田が「65」と猛チャージ。前田は生命線である安定したショットが冴え、この日も8割近いフェアウェイキープ率をマーク。一気に優勝争いに名乗りを挙げた。

通算6アンダーの4位タイには、エドアルド・モリナリ(イタリア)と小田龍一。通算5アンダーの単独6位に高山忠洋が続いている。さらに通算4アンダーの7位タイに、昨年の欧州ツアー賞金王であるロバート・カールソン(スウェーデン)のほか、片山晋呉小山内護がつけている。

賞金ランクトップを走る石川遼は、アウトの前半は1バーディと静かな立ち上がり。後半に入るとショットが荒れ始め、12番パー4ではティショットを林の中に打ち込むなどダブルボギー。この日1ストローク伸ばすにとどまり、通算1アンダーの20位タイで決勝ラウンドに進んだ。同ランク2位で追う池田勇太も伸び悩み、予選カットライン上での厳しい戦いが続く。それでも最終18番、結果的に予選通過を決定づけるバーディを奪い、通算4オーバーの56位タイ。辛くも決勝ラウンドに進んでいる。

パットが良く決まった小田龍一。3番ではJ.二クラスばりのポーズでカップイン!
「本気を出せばこんなもんです!」E.モリナリが首位と1打差6アンダーに浮上
片山晋呉の組に付いたギャラリーは20名。それでも楽しそうに4アンダーまでスコアを伸ばしてきた
ティショットを林に入れた石川遼「どんな状況でも覚悟は出来ている」と言う
1打差、滑り込みで予選を通過した池田勇太。大学の先輩、星野英正も同じく4オーバー56位タイ
地元期待の甲斐慎太郎。5連続バーディで4アンダーまで伸ばしたが最終9番でボギーを叩き10位タイに後退
パッティングが決まらず苦虫を噛む丸山茂樹
崩れそうで崩れない!粘りのゴルフを見せた久保谷健一
9番で右の林のさらに右に曲げた石川遼。2打目は木の枝に当ててしまうが3打目でナイスリカバーを放った
「あら!?ラインが全然違うや」2日間グリーン上で手こずったビジェイ・シン
18番でイーグルパットに挑むロベルト・カールソン。かなり真剣です!
凄い形相でボールを見つめるアレックス・チェイカ。笑うと優しい顔なのですが
そんな怖い顔しないで、もっとゴルフを楽しみましょうよ!20位タイで予選通過のシェーン・ローリー
皆さんガンバって!私は一足先に引き上げます。海外招待選手で唯一予選落ちのラファ・エチェンケ
「飛龍会」?名前は怖そうですが小田龍一のファンクラブです。80名以上の会員がいるそうです

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