2011年 関西オープンゴルフ選手権競技

N.ベーシックが「61」で単独首位に!池田は24位に後退

2011/08/19 17:21
10アンダー「61」をマークし通算13アンダーに伸ばしたネベン・ベーシック

兵庫県の小野ゴルフ倶楽部で行われている国内男子ツアー第11戦「関西オープンゴルフ選手権競技」2日目。3アンダーの9位タイから出たオーストラリア出身のネベン・ベーシックが2イーグル、6バーディの「61」をマークして通算13アンダーとし、2位のチョ・ミンギュ(韓国)に4打差をつけて単独首位に浮上した。

通算8アンダーの3位には武藤俊憲。6アンダーの4位タイには吉永智一マーダン・ママット(シンガポール)、白佳和の3選手がつけている。

その他、上位陣には星野英正が通算4アンダーの8位タイ。谷口徹宮里聖志が3アンダーの10位タイ。1アンダーの20位タイから出た池田勇太は後半8番(パー3)で「7打」を叩き「72」となり通算イーブンパーの24位タイに後退した。

<今季のツアー最少スコアで首位に立ったN.ベーシック
3アンダー9位タイでスタートしたネベン・ベーシックが、前半に3バーディと1イーグルを奪うと、後半は15番でバーディ、16番パー5で再びイーグルを奪い、17番、18番と連続バーディで締めた。「今、ゴルフの調子がすごく良いです」と話すベーシックは、9番パー5では2オン狙いがグリーンをオーバーすると、3打目は下り傾斜の難しいラインだったが、フワリと上げたアプローチがカップインするイーグル。16番パー5では8mのパットを沈めて2つ目のイーグルを奪った。

首位とは4打差ながら単独2位で決勝ラウンドを迎えるチョ・ミンギュ

<韓国のチョ・ミンギュが単独2位で決勝ラウンドへ>
6アンダー首位タイからスタートした韓国のチョ・ミンギュは、前半に3つのバーディを奪い順調にスコアを伸ばした。ところが後半は2つのバーディを奪ったが、10番、16番でボギーをたたき通算9アンダーでホールアウト。「16番の3パットが悔しい」というミンギュ。パー5で3オンし、バーディチャンスからボギーにしてしまったことを悔しがる。

ドライバーのヘッドを見つめ念じるようなしぐさをする武藤俊憲

武藤俊憲はこの日もドライバーが好調で単独3位>
初日に「ドライバーショットが良かった」と、5アンダーをマークした武藤俊憲が、この日も気持ちよくドライバーショットでフェアウェイをとらえ、3ストローク伸ばした。気分転換で換えたというテーラーメイドのバーナーをこの日も使用した武藤は「僕はどんなドライバーを使っても変わらないんで(笑)。今週は最後までコレで行きます」と、残り2日間も振り切る気構えだ。

バーディ先行で追い上げ体勢に入る池田勇太
ちょっとぐらい芯を外しても手首を使って軌道をコントロールする
前半はラウンド中に笑顔を見せる余裕もあった
中盤に入ると体を伸ばすストレットを行う
8番で大たたきをした後、9番でも池ポチャ!
最終9番は池ポチャしてもこのパットを決めてパーフィニッシュ
9番でグリーン奥からのアプローチを決めるイーグル!
この日も2ストローク伸ばして4位タイに浮上した吉永智一
1998年には小野GCでの「日本アマ」で2位に入った宮里優作は16位タイ
ボギーも4つたたいたが、10位タイで踏ん張り笑顔の谷口徹
最終ホールにバーディを決めてぎりぎり予選通過の小田孔明
急斜面でボール拾いをする学生バイト&ボランティアの方々

2011年 関西オープンゴルフ選手権競技